• 『葬送のフリーレン』作品世界を彩るコンセプトアートと美術ボードを公開!
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2023.11.01

『葬送のフリーレン』作品世界を彩るコンセプトアートと美術ボードを公開!

(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

2023年9月29日(金)より放送中のTVアニメ『葬送のフリーレン』のコンセプトアートと美術ボードが公開された。

『葬送のフリーレン』の原作は、『週刊少年サンデー』(小学館)で連載中、山田鐘人(作)とアベツカサ(画)による同名の漫画。勇者とそのパーティーによって魔王が倒された「その後」の世界を舞台に、勇者と共に魔王を打倒した千年以上生きる魔法使いフリーレンと、彼女が新たに出会う人々の旅路が描かれていく。
「魔王討伐後」という斬新な時系列で展開する胸に刺さるドラマやセリフ、魔法や剣による戦い、思わず笑ってしまうユーモアなど、キャラクターたちが織り成す物語で、多くの読者を獲得。コミックスは累計発行部数1100万部を突破し、そして2021年には「マンガ大賞2021」大賞、「第25回手塚治虫文化賞」の新生賞を受賞するなど、漫画ファンの間で旋風を起こしている。

『葬送のフリーレン』のTVアニメは2023年9月29日に日本テレビ系『金曜ロードショー』で初回2時間スペシャルとして放送がスタート。
2023年10月6日(金)からは毎週金曜夜11:00、日本テレビ系全国30局ネット「FRIDAY ANIME NIGHT(フラアニ)」でのレギュラー放送が始まっている。
なお話数は、初回スペシャルが第1~4話、レギュラー放送が第5話から、という数え方だ。

10月27日放送の第8話では、主人公「フリーレン」が1位、そしてサブタイトルが作品名だったことから「タイトル回収」が2位とワンツーを飾るなど、最新話放送の度に話題が沸騰している。
そんな『葬送のフリーレン』で注目されているのが、緻密な世界設定や美しい背景美術。その源泉となる、貴重なコンセプトアートと美術ボードが公式サイトで公開された。

原作の山田鐘人と漫画作画を担当するアベツカサが作り出した『葬送のフリーレン』の世界。それを基に、アニメ制作にあたって斎藤圭一郎監督とスタジオ・マッドハウスがチームを組んだのは、コンセプトアート担当の吉岡誠子氏と、美術監督の高木佐和子氏とスタジオワイエス。
『葬送のフリーレン』は主人公・フリーレンがさまざまな場所を訪れる旅路が描かれる物語であり、斎藤監督が「アニメ本編の視聴者にもいろいろな場所に行ったような気持ちになれるように」と考え、さまざまなシチュエーションやロケーションの考案を吉岡氏に依頼。それを受けた吉岡氏が、実際に絵を描くだけでなく実際にある国や地方の街並みや風景の資料を集めるなどして、地域ごとの人々の生活や風習、季節の移り変わりなど、テレビアニメではあまり例を見ないほどの資料を作成している。それを基に、高木氏とスタジオワイエスが美術設定・美術ボードを制作したという。

現在第8話まで放送されている『葬送のフリーレン』。今後もフリーレンたちが旅をする中で、さまざまな風景や緻密な描写が登場していく。第9話以降の展開もお楽しみに。

>>>『葬送のフリーレン』コンセプトアート&美術ボードその他を見る(画像6点)

(C)山田鐘人・アベツカサ/小学館/「葬送のフリーレン」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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