• 【太田じろうの世界展】初の地方開催は、マンガの聖地・新潟で開催決定!
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2024.03.04

【太田じろうの世界展】初の地方開催は、マンガの聖地・新潟で開催決定!

【太田じろうの世界展】初の地方開催は、マンガの聖地・新潟で開催決定!

かわいいキャラクターで注目されている太田じろうの原画展『こんにちは こりすのぽっこちゃん 太田じろうの世界展』が、マンガの聖地・新潟で開催される。これまでの原画展は東京(秋葉原と江東区森下文化センター)で行われ、今回は初の地方進出となる。

太田じろうは第二次大戦終戦後の昭和20年代半ば頃から少年誌や児童誌などで活躍したまんが家。1923年1月2日生、1982年3月29日没。しっかりとした画力と美しい色彩がとても魅力的で、現在ふたたび高い評価を受けている。
特に雑誌『こばと幼稚園』(集英社)で連載された『こりすのぽっこちゃん』は、擬人化された動物の愛くるしいキャラクターたちが爆発的な人気を博し、テレビでは人形劇も放送され、関連商品も多く発売された。
他にも『少年』(光文社)で『がんばれガン太』、『婦人生活』(婦人生活社)で『こぶたのぶうちゃん』などを発表。また晩年は、学研「まんが人物日本史」シリーズで伝記漫画『徳川吉宗』『西郷隆盛』『福沢諭吉』を執筆している。団塊の世代以降ではこれで太田じろうの名前を知った方も多いのではないだろうか。

2020年冬と2022年夏に秋葉原、2023年夏に江東区森下文化センターと秋葉原と、これまで4回の原画展を開催し「とにかくかわいい」「ものすごく絵がうまい」など好評を得ており、特に漫画家やイラストレーターなど絵を生業にしている方からの評価が高い太田じろう。生前には手塚治虫など多くの漫画家に認められていた。

近年東京での原画展や、トートバッグなどのグッズやLINEスタンプ化など、少しずつ知る方も増えてきている太田じろうとそのキャラクター「こりすのぽっこちゃん」は、時代を超えて現在でも通用する魅力あふれるまんがといえる。
そして今回、ついに東京を飛び出して、数多のマンガ家を生み出してきた、マンガの聖地と呼ばれる新潟で開催することが決定した。
こりすのぽっこちゃんのかわいいグッズや単行本、過去の図録の販売なども予定されている。

今は亡き天才まんが家の原画は、散逸され行方不明と思われていたが、ご家族のもとで大切に保管されており、今回はその貴重な原画が展示される。

昭和という時代に活躍されたまんが家太田じろうの原画は、平成の時を経て令和となった現在も色あせることなく、多くの人々を魅了すること間違いない。
お近くの方はこの機会に “かわいい” の原点に会いに行ってみてはいかがでしょう!

>>>展示予定のぽっこちゃんの原画やマンガの家チラシを見る(写真6点)

アニメージュプラス編集部

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