• スタジオジブリの出発点・宮崎駿〈伝説の大特集〉
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2020.07.12

スタジオジブリの出発点・宮崎駿〈伝説の大特集〉

アニメージュ1981年8月号表紙

7月10日発売のアニメージュ2020年8月号は、通算506号にして “42冊目” の8月号。

さて、数ある “アニメージュ8月号” のなかでも、“伝説の8月号” と呼ぶべき1冊があることをご存じだろうか?

それは、1981年8月号(Vol.39)だ。
金田伊功(彼もまた “伝説のアニメーター” だ)による『さよなら銀河鉄道999』のイラストが表紙を飾るこの号。
そこには、当時としてはあまりにも早すぎたーーそれゆえに、後に結果としてアニメの歴史のなかで大きな意味を持つことになる大特集が掲載されている。


「宮崎駿 冒険とロマンの世界」

宮崎駿の大特集。
現在なら何の違和感もないし、アニメ雑誌に限らず一般誌、TV・ラジオ等も含むどのメディアで実施されても不思議はないだろう。
だが、この特集の掲載号が発売されたのは1981年の7月だ。
当時、宮崎はTVシリーズ『未来少年コナン』(1978〜79年)と映画『ルパン三世 カリオストロの城』(1979年)を作り終えた時期。『風の谷のナウシカ』原作の連載がアニメージュでスタートするのは翌年1982年2月号(1982年1月発売)で、同作の映画公開が1984年3月。『天空の城ラピュタ』(1986年8月公開)制作にあたってスタジオジブリが設立されたのは、4年後の1985年。

つまり、この世界にまだ「ジブリアニメ」も「世界のミヤザキ」も存在していない時期に、この特集は生まれたのだ。

アニメージュプラス編集部