• 1月放送アニメがいま注目される理由とは『IDOLY PRIDE』
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2020.10.24

1月放送アニメがいま注目される理由とは『IDOLY PRIDE』

(C)2019 Project IDOLY PRIDE/星見プロダクション

2021年1月放送予定のTVアニメ『IDOLY PRIDE』が注目されている。注目される背景には3つの理由が考えられる。

1つ目の理由は[キャスト]、強力なライバルたちとしてスフィアとしても活躍中の戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生、TrySailとしても活躍中の雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜が、それぞれアニメの中でもアイドルグループとして登場する。また、主人公たちが所属する星見プロダクションには神田沙也加演じるキャラクターをはじめ、今回インタビューを行った宮沢小春(白石沙季役)、高尾奏音(白石千紗役)が演じる白石姉妹など魅力的なキャストやキャラクターたちが揃っている。

2つ目はアイドルには欠かせない[楽曲]、楽曲制作には、大石昌良氏、kz(livetune)氏、Q-MHz氏、Wicky.Recordings氏、田中秀和(MONACA)氏など人気クリエイターが携わっている。

3つ目は[物語とビジュアル]、原案にTVアニメ『ラブライブ!』を手掛けた花田十輝氏が参画するほか、キャラクターデザイン原案に『ガーリッシュナンバー』『ガールフレンド(仮)』を手掛けたQP:flapper氏を起用するなど豪華スタッフが集結している。

放送前から注目を集めている『IDOLY PRIDE』の魅力について、宮沢小春(白石沙季役)、高尾奏音(白石千紗役)のインタビューをもとに紐解いていこう。

★サヨナラから始まる物語 / 星見プロダクション アニメーションMV


――『サヨナラから始まる物語』のMVが公開されて、動き出した自身の演じるキャラクターを見た感想をお聞かせください。

高尾 早く千紗ちゃんが動く姿を見たいなと本当に楽しみにしていたので、「千紗ちゃんが動いてる! うれしい!」という素直な気持ちで感動しました。千紗は、自分に自信が持てないシャイな女の子なのですが、ステージ上で動いている姿を見たらアイドル感というか、キラキラしている姿がたまらなく素晴らしい印象で、すごく可愛くて胸に刺さりました。

メンバーたちのイメージカットが入るところでは、枕をギュッと抱きしめている千紗の不安そうな表情が、ステージ上の姿とのギャップを感じられ、千紗を演じて内面を知っているからこそ、お母さんのような気持ちで、「がんばれ」って応援したくなりました。

ダンスシーンでは、最初と最後に千紗がお姉ちゃん(沙季)と並ぶ振り付けがあるのですが、その身長差がまさに姉妹の身長差と言いますか、お互い支え合っているような振り付けのポーズが、すごく姉妹らしさを感じて大好きなポイントです。

宮沢 いままでは私の頭の中でしか動いていなかった沙季ちゃんとみんなが歌って踊っていたので、まずは素直に可愛いと思いました。私たちも同じ振り付けで踊っているのですが、「本物の沙季ちゃんたちだ」と思ってすごく興奮したのを覚えています。特に先程のんちゃん(高尾奏音)も言っていたのですが、イントロが始まってすぐに沙季ちゃんと千紗ちゃんが手をつないでいるところがあって、そこがすごく可愛かったしうれしかったです。

高尾 可愛いですよね(笑)

宮沢 この前披露させていただいたバーチャルLIVEでは、ソーシャルディスタンスの関係で、私たちは手を繋ぐことができなかったのですが、練習してるときは手を繋いでいたこともあったので、そのようなちょっとしたところでも姉妹の絆が垣間見えると、なんかうれしいなと思いました。

私自身、アニメのアフレコは初めての経験でして、担当させていただく沙季ちゃんが動いたという意味でもうれしさがありましたし、アイドルをしている沙季ちゃんたちみんなが、ステージ上でキラキラ輝いている姿に感動しました。

それとMVでは、イメージカットとして、ステージ上の彼女たちとは違う日常の個性あふれる姿だったり葛藤だったり、のんちゃんも言っていましたが千紗の場合は枕をギュッとしている姿なども垣間見えて、キラキラした部分だけじゃなくて、そのようなところにも重点を置いているところが、『IDOLY PRIDE』らしいなって思いました。

――お互いの相手のキャラクターについて教えてください。

高尾 沙季ちゃんはひと言でいうと「頼れるお姉さん」という感じなんです。千紗から見ても、他のメンバー全員含めても、こんなに頼りになるしっかりしたお姉さんキャラは沙季ちゃんしかいないんじゃないかっていうくらい頼れます。前に進むのをためらっている子たちの背中をポンと押してくれるような、本当に周りを良く見ていて、グループ内のことを一番考えている女の子だなと思っています。沙季ちゃんがいなかったら、星見プロは成り立たないと思います。

千紗たちメンバーが所属する星見プロは、天然な女の子たちが何人かいるんですが、その中でも沙季ちゃんは「ビシッ」とツッコミを入れたり、アニメの中では「ちゃんとこういう生活をしなきゃダメだよね」っていうお姉ちゃんからのひと言がちょっと怖いシーンとかもあったりして(笑)。そういうところで、沙季ちゃんを演じてるお姉ちゃん(宮沢小春)のお芝居もすごく素敵だなと思いながらいつも収録で見させてもらっています。学校では生徒会長でもありますし、そう言ったところも頼れるお姉ちゃんキャラだなと思います。

それと、沙季ちゃんは完璧な女の子なのに、謎に服装のセンスが良くなくて千紗がコーディネートしていたり、クサヤが好きな食べ物だったりと、面白いギャップがあるところも好きです。

ギャップと言えば、沙季ちゃんと千紗はその辺りも似ていると思うんです! 千紗はおとなしくてシャイな女の子なのに何故か、ホラー映画がすごく好きだったりするんです。姉妹で共通している『ギャップの大きい部分』にも注目して見ていただけたらと思います。

宮沢 千紗ちゃんは守ってあげたい妹という感じですかね。姉の沙季に比べてすごく引っ込み思案な子なので、私も沙季と同じ目線で千紗ちゃんを見ているという面も大きいのかもしれませんが、とにかく可愛くて、心配で、守ってあげたい。そんな妹という気持ちを、私は個人的に抱いています。

でも、姉という立場を抜きにしても、千紗ちゃんは「すごく可愛い、守ってあげたい女の子」と皆さんにも映るんじゃないかなと思います。ただ、臆病な性格とかが目立ちがちなのですが、新しい物事に直面したときとか、最初は臆病でビクビクしているのですが、ひとつひとつ千紗ちゃんなりにまっすぐ向き合っている姿を見ていると、きっと千紗ちゃんは内に秘めている強さを持っているんだと思っています。

千紗ちゃんのホラー映画が好きは、沙季も「トラウマになった」というくらいの怖さなので、相当怖いホラー映画が好きなんだと思いますが(笑)。他にも、沙季ちゃんの洋服も選んでくれるので頼もしいなと思います。姉の沙季ばかりがお世話をしてる、心配をしてるように見えますが、沙季自身も千紗にたくさん支えてもらっているところがあると思いますので、沙季にとっても千紗ちゃんがいることで安心できる、大丈夫だと思える、そんな存在なのかなと思っています。守ってあげたくなる女の子ですが、千紗ちゃんがアイドルとして成長していく過程だったり、その奥に秘めた芯の強さだったり、臆病だけど、そんな千紗ちゃんだけの輝きっていうところに注目してほしいなと思います。

――1月のアニメに向けて意気込みを教えてください。

高尾 アニメのアフレコはスタートしているので、ストーリーも見させていただいていますが、『IDOLY PRIDE』はステージに立っているキラキラした姿だけではなく、ひとりひとりのキャラクターが抱えているアイドルへの思いだったり、努力している部分や、影の頑張りだったりがピックアップされていると同時に、メンバー同士の絆、支え合っている姿が描かれているところがとても印象的です。

ひとりひとりの青春物語でもありますが、グループのみんなで作る青春が描かれているのも『IDOLY PRIDE』ならではの魅力だと思いますので、メンバー同士の絡みにも注目して見ていただけたらすごくうれしいです。

あと、千紗を演じるようになって、私の中でも千紗に対する印象が変わってきた部分がたくさんあります。アイドルへの思いが人一倍強いところや、先ほど、お姉ちゃんも言ってくれたのですが、物事に対する芯、根っこの部分がすごくしっかりしている女の子だと演じるうちに感じてきました。多くの言葉を発する子ではないのですが、台詞を通してひとつひとつ大事に、皆さんに伝えていけたらと思いながら一生懸命アフレコをさせていただいています。

宮沢 私自身、初めてのアニメの作品なので、収録では毎回ガチガチなんですけれど、のんちゃんをはじめ、スタッフの皆さんや共演者の皆さんにたくさん支えていただきながら楽しく収録をさせていただいています。

本当に毎回学ぶことが多くて大変ですが、沢山の人の思いがつまったアニメなので、台詞ひとつひとつを大切に演じていきたいと思います。

また、楽曲も素敵なものがたくさん出てくるので、個性豊かで色とりどりの曲を皆さんにお届けしたいと思っています。星見プロをはじめ、個性豊かなアイドルたちがたくさん出てきますが、それぞれが人としても、抱きしめたくなるくらい素敵な子たちばかりなので、それぞれが持つ思いや、アイドルとしてのプライドに寄り添いながら応援していたけたらと思います。

私も精一杯、沙季ちゃんをはじめ、皆さんの力を借りながら『IDOLY PRIDE』の素敵な物語と世界をお届けできるように頑張りますので、ぜひ1月のアニメ放映を楽しみに待っていただけたらうれしいです。

――TRINITYAiLE(CV:雨宮天、麻倉もも、夏川椎菜)、LizNoir(CV:戸松遥、高垣彩陽、寿美菜子、豊崎愛生)と、歌でも実力派の声優たちがアイドルグループとして多数参加されていますが、アイドルも歌も楽しめるアニメとして、その魅力を教えてください。

高尾 先輩たちはとてもすごいグループなので、星見プロは大丈夫かなって、頑張らなきゃなって、いつも思いながら演じています。TRINITYAiLEさんは、白のイメージがよく似合う、まっすぐアイドル道を進むような王道アイドルグループです。LizNoirさんは格好よくて、ダークなカラーがよく似合うすごく素敵なグループです。ひとつの作品の中で、こんなにも色の違う個性が炸裂していて、いろいろなテイストの曲を一気に味わえるのは『IDOLY PRIDE』ならではの魅力だと思います。

また、グループごとの個性も魅力ですが、同じ星見プロの楽曲の中でも、いろいろな空気感や雰囲気、曲ごとに違った色を見せてくれるところも、『IDOLY PRIDE』の素敵なところだと思っています。

私も『IDOLY PRIDE』の楽曲はいつも聴いているぐらい大好きな曲ばかりなので、これからアニメの中で新しい歌が披露されていくのがすごく楽しみです。皆さんも星見プロだけではなくて、作品に登場するさまざまなグループの楽曲を、「次はどんな楽曲が来るのかな」と楽しみに待っていただけたらと思います。

宮沢 アニメは、私たちの住む世界とは別のところのお話で、干渉し得ない世界のお話を、私たちは観客として楽しんでいると思いますが、そこに普通に生活していても手の届かない「憧れのアイドル」という要素を取り入れることで、不思議ですが、違う世界にいる彼女たちの活動に干渉できるようになると思うんですよ。彼女たちがリリースした曲を聴けたり、推しを決めてグッズを揃えたり、私たちが普通にアイドルたちにしていることと同じことを二次元のアイドルたちにもできるのが魅力なのかなって思いました。

それに加えて、ステージ上のキラキラしたところだけではなく、彼女たちの素の部分や、成長の過程も見ることができるので、『IDOLY PRIDE』は汗と涙の物語が色濃く見える作品だと思います。

ライバルグループであるTRINITYAiLEさんと、LizNoirさんについては、二組とも違う魅力があります。美しくて、格好よくて、疾走感があって、キラキラとしたグループの魅力と、ひとりひとり色濃い個性がある女の子たちの魅力を兼ね備えています。早くパフォーマンスをしている姿を見たいです。

どちらも星見プロの面々にとっては、VENUSプログラムを駆け上がっていく中でのライバルなので、負けてられないなと沙季ちゃん的には思っています。

TRINITYAiLEさんと、LizNoirさんを演じてる声優さん方は業界での先輩でもありますし、事務所の先輩でもあります。星見プロにとってもその二組は先輩になるので、同じ立場として、演技の面だったり、ステージ上での振る舞いだったり、様々なことを先輩の背中を見ながら私自身も沙季ちゃんと一緒に成長していきたいなと思いました。

――アイドルがテーマの作品ですが、お二人が思う理想のアイドル像などあれば教えてください。

高尾 アイドルの一生懸命な姿を見たり、努力してるところを見たりするとグッと心を掴まれます。ステージ上でキラキラ輝くアイドルは、なんでも出来てしまうイメージですが、裏ではたくさんの涙があったり、誰よりも一生懸命練習していたりすると思います。

理想のアイドル像というのか難しいのですが、私も日常生活の中で、応援している女の子のアイドルグループがあるのですが、本当にいつも元気をくれる存在だなと思っています。応援しているあの子が一生懸命頑張っているんだから、辛いことがあってもくじけないで頑張ろうって思えたりとか、あの子から元気をもらったから明日も頑張ろうとか、私も含めて、ファンの方々の気力になるような、元気の糧になるような、そんな彼女たちの存在って本当に素晴らしいと日々思って尊敬しています。

職種は違いますが、作品やキャラクターを通して、私が元気をいただいたように視聴者の皆様にも元気になってもらえるような、そんな声優さんになりたいと思いながら活動させてもらっています。

宮沢 理想のアイドル像について、いろいろと考えたんですが、結局よくわからないというところに行き着いちゃって……、いろいろなアイドルたちがいて、それぞれが魅力的で、そのグループや世界観などでも求められるものが変わってきますし、どれが私にとっての理想なのか難しいという答えに行き着きました。

でも、愛嬌があることや、内面が素直だったり、人間性がちゃんとしてる子はたくさんの人に愛されると思います。個人的には儚い雰囲気をまとってる女の子が好きですが、芯を持っている子、軸をちゃんと持っている子も好きかな……、芯を持つということは、覚悟を持っているということだと思います。揺るがない信念を、それを感じられる子が格好いいなって思います。

声優も近年見られる職業として定着しつつあって、ひと昔前に比べて、皆さんとの距離も近くなり時間を共有することが増えてきて、キャラクターとしてではなく声優自身が介入するようになってきていると思うんですね。

そういう意味では、声優も技術面だけではなくて、人間性というところもすごく大切になってきたのかなと思います。それこそ愛嬌だったり、素直さだったり、謙虚さだったり、業界内部だけではなくて皆さんにも認めていただけるような人間にならないといけないなと思います。

ただ、人間性とか人前に立って皆さんと時間を共有するというだけでは、声優としては成り立たないので、まずは演技という地盤をしっかり固めて認めていただいた上で、私がアイドルの人たちに生活を豊かにしていただいたように、皆様の生活にほんの少しでもお邪魔できるようになれたらいいなと思っています。

――星見プロダクションのメンバーが歌う『サヨナラから始まる物語』について感想があれば教えてください。

高尾 最初に歌をいただいたときにはまだアレンジが加わっていない状態で、少数の楽器と仮歌のみで聞かせていただいたんですが、メロディラインが大石昌良さんに似ているなぁと感じてました。レコーディングスタジオで「作詞作曲は大石昌良さんだよ」と聞かされて、「やっぱり!」と思うと同時に、身が引き締まる思いと、大切に歌っていきたいという気持ちが更に強くなりました。

レコーディングをさせていただいたときに思ったのですが、曲調がアイドルの王道ソングなのに、どこかハーモニー的に切ないといいますか、エモーショナルな、感動的な曲調がすごく胸に刺さったという印象です。歌詞もタイトルも、ただ明るくて元気な曲というのではなくて、アイドル活動の中には、つらいことや苦しいことって絶対にあると思うのですが、そういう彼女たちの努力や思いが歌詞にもあらわれていて、『IDOLY PRIDE』らしいすごくピッタリな曲だと感じました。LIVEが皆さんの前でできるようになったら、アンコールですごく歌いたいなって、泣いちゃうくらい感動する曲だなと思っています!

宮沢 私は歌詞から読み始めて、読めば読むほど感情が高まる歌詞だと思いました。歌詞のひとつひとつの、裏にある意味などもいろいろ考えてしまいます。この子だとこういう意味になるなとか、この子だとこういう想いになるなとか……まだ、でもまだ、お話できないことも多くて……。

高尾 確かに……。

宮沢 沙季から千紗ちゃんへの思いも感じ取ったりして、いろいろな子たちの想いを受け取って、すごく泣きながら歌いました。『Shine Purity〜輝きの純度〜』とはまた違う爽やかな曲調で、「サヨナラ」という少し寂しい歌詞が入っていますが、すごく前向きな明るい歌で、歌詞でも「駆け出したらいつもそこからスタートライン」だったり、「君と走っていこう」だったり、未来へ進んでいくための覚悟を感じられるので、すごく素敵だなと思いました。

それと、最初に頂いた資料とオケが変わっていて、レコーディングのときにすごく感動したのも覚えてるのですが、より王道アイドルソングっぽく、可愛らしく、キラキラしたエモーショナルな雰囲気になっていて、楽器が入ってアレンジが変わるだけで、こんなにも曲調が変わるんだなってしみじみ感動しました。

――アフレコ現場では一緒になることが多いと思いますが、おふたりはどんな話題で盛り上がりますか。

高尾 こないだも収録の待ち時間が30分くらいあってずっとしゃべっていたんですけれど(笑)。お姉ちゃんって本当に優しいなって思ったのが、私、日常でダジャレを言うことが多いんですよ。けっこう星見プロのメンバーたちは「どうした?」みたいな空気になるんですが、お姉ちゃんだけ絶対に笑ってくれるんです! そういうところも沙季ちゃんみたいに優しいところだなって実感しました。

宮沢 ありがとうございます(笑)。私にとっては、のんちゃんが妹っていう感じで、何をやっても可愛くて。ダジャレを言っても「よくない?」「可愛くない?」っていう感じで、私は笑ってしまいます。

高尾 ダジャレに関して、そんな優しいこと初めて言われました(笑)。

宮沢 お姉ちゃんって呼んでもらうことは特別感があって、それがすごくうれしいから、私も妹として特別な呼び方をしたいなっていう話をのんちゃんにしたんですが、さすがに「妹」って呼ぶのは違うなって思いまして(笑)、何がいいかなって考えています。でも、いまは「のんちゃん」で落ち着いて、そう呼ばせていただいています。

高尾 この前、私の誕生日の時期と収録がかぶったときに、お姉ちゃんから誕生日プレゼントを貰ったんです。最近、髪の毛の美容に関して気にしていたのですが、そのことを話してないのに、ヘアバンドとヘアスプレーを貰って、これはテレパシーで私の欲しいものをわかってくれたのかなって、「これが姉妹か」って思いました(笑)。

宮沢 よかった(笑)。絶対ヘアバンドとか可愛いなって思ったので、喜んでくれてうれしいです。私も誕生日のときにプレゼントをいただいて、自粛期間で時期はズレたんですが、可愛い筆箱をいただいたので、いまも使っています。

高尾 この状況が落ち着いたら、プライベートで一緒にお買い物とか行けたら絶対に楽しいんだろうなって思いながら生活しています。

宮沢 こんな状況じゃなければね。行ったんだけどね。

――メッセージのやり取りなんかもやってるんですか。

高尾 やっていますね。昨日も私がちょうどメッセージを送ろうとしたタイミングで、お姉ちゃんからメッセージが届きまして。「明日よろしくね」ってきて、「よろしくね、お姉ちゃん」って返しました。

宮沢 いつものんちゃんからスタンプや絵文字を使った可愛いメッセージがくるので、今日は私から送ってみようって思って。早めに送りました。会うのが楽しみだったので。

高尾 仲良しです。
宮沢 仲良しです。

――推しのキャラクターを教えて下さい。

高尾 LizNoirの赤崎こころ(CV:豊崎愛生)ちゃんです! 可愛らしさとカッコよさを持ち合わせて好きです。もちろんお姉ちゃんも大好きです。こころちゃんは私が日常生活でも好きなアイドル像っていうか、ギャップのある女の子が大好きなので。ちょっとミステリアスで、舞台裏ではどういうお顔をされているのかなっていうのがちょっと気になっちゃうところも、すごく可愛らしいなって思います。こころちゃんは14歳なんですが、妹だったら絶対可愛いだろうなっていう感じですごく好きです。

宮沢 長瀬麻奈(CV:神田沙也加)ちゃんは、神田沙也加さんの歌も普段から好きで聞いていたので、とても好きなキャラクターです。よく考えてみると各グループに推しがいます。麻奈ちゃんとは言ったんですが、星見プロだと千紗ちゃんも好きだし、LizNoirだと小美山愛(CV:寿美菜子)ちゃんとか、素直な感じが可愛いなって思います。TRINITYAiLEだと奥山すみれ(CV:夏川椎菜)ちゃんかな。妹にいたら可愛いなっていう無邪気さとかがすごく私にドンピシャだなと思っています。
千紗ちゃんはさっき儚いとか芯がある子が好きとか話をしたと思いますが、自分の好みのイメージにピッタリだなって思いますし、そういう意味でもすごく好きで応援したくなります。姉としてもそうですが、いちファンとしてもそういう感情を抱いているのかなって思いました。

――ファンに向けてひと言お願いします。

高尾 『IDOLY PRIDE』は、王道のアイドル物語というだけではなくて、ひとりひとりの成長や、ひとりひとりの個性をじっくり見ていくにつれて、どんどん推せる、応援したくなる女の子がたくさんいる、本当に様々な面で魅力がつまった玉手箱のような作品だなと思っています。私自身も千紗を演じさせていただくことで、二人三脚で成長していけたらなと思っています。『IDOLY PRIDE』は、これからもどんどん盛り上がっていきますので、どんな曲が出てくるのか楽しみにしてほしいですし、作品を見る前と後では楽曲の印象の違いや、こういう思いがあって歌っていったのかなという、考察もできると思うので、そういうところも楽しみにしながら見ていただけたらうれしいです。キャラクターみんなをひとりひとり見ていって、推しを決めるのもいいんですが、推しを増やしていって最終的には「箱推し」っていうんですか、みんなを大好きになってくれたらなって思っています。

宮沢 私にとって初めての作品ということで、たくさんの人に支えられながらやっています。たくさんの人の思いが、長い時間をかけて作ってきた作品なので、期待してほしいなと思いますし、私も沙季ちゃんに負けないように成長していかないといけないと気が引き締まる思いです。本当に個性豊かなアイドルたちがたくさんたくさん出てきますので、のんちゃんが言っていたように、ひとり推しを決めるのではなくて、いろいろな子の物語や思いに寄り添って、プロジェクト全体を応援していただけたらうれしいな、と個人的にはすごく思っています。楽曲もまだまだたくさん出てくると思いますし、アニメ放送も1月から始まりますし、これからの展開を楽しみにしていただけたらうれしいです。ぜひ『IDOLY PRIDE』共々、沙季ちゃんもよろしくお願いします。

櫻井靖之