シリーズ累計200万部を超える宮西達也の絵本 “ティラノサウルスシリーズ” を原作とした長編アニメーション映画『さよなら、ティラノ』が、12月10日より公開となる。
地上唯一の楽園と呼ばれる “天国” をめざして旅をする、ティラノサウルスのティラノとプテラノドンの少女プノンの物語。
異なる考えや習慣を持つ者同士がいかにわかりあえるのかーーそんな普遍的なテーマを、『名探偵コナン』シリーズなどで知られる監督・静野孔文が確かな筆致で描き出す。
アニメーションディレクターの江口摩吏介を筆頭としたスタッフたちによる独特の柔らかさをたたえた映像が、深いテーマを親しみ安いエンタテインメントとして観客に届けてくれる。
そして巨匠・坂本龍一による音楽が、映画に確かな存在感を与える。
メインターゲットである子どもたちを中心としたファミリー層はもちろんのこと、より幅広い映画ファン、アニメーションファンにも決して見逃してほしくない豊潤な魅力を秘めた作品だ。
映画に込められたテーマや見どころ、注目点について、静野孔文監督に語ってもらった。
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