気になるキャラクターの話題では、リップ、トゥース、タング3兄弟のマウスを挙げ、別々の人物が1文字ずつ話しているのに一人の人物が違和感なく流暢に話しているように聞こえて気持ち悪いと紹介し、演じている山寺宏一さんの役に対する取り組みの凄さを力説する島﨑さんの姿も。
初めて作品に触れる方に向けて島﨑さんは「まずは『考えるな、感じろ』というところでしょうか。とにかく台詞・映像・音楽すべてが説得力の暴力みたいな作品なのでますは何も考えずに1回受け取ってもらえれば「よくわからないけど面白い」という感じになってくると思います。そこから理解していこうというそれぞれの楽しみ方があると思います。とにかく観てください。あとオリバとっても可愛いのでキュンキュンすると思います。老若男女楽しめると思います」と楽しみ方を紹介した。
最後に登壇者からメッセージが送られイベントは締めくくられた。
横井:原作30周年で色々な情報がでましたが、やはりアニメが一番盛り上げて頂いているものだと思っていますので、TV放送を楽しんでいただけたらと思います。よければNetflixで前のシリーズもぜひ観ていただきたいと思います。
野島:30周年という大事なときに参加させていただけて本当に嬉しく思っています。僕も刃牙初心者だったのですが本作から観るのも丁度良いように感じました。観る前に「喧嘩するんでしょ、男の人のアニメでしょ」といった先入観は排除して、すべてが規格外なので空っぽの状態で観てほしいなと思います。
島﨑:野島さんも仰っていましたが、この『範馬刃牙』から入られるのも丁度よくて、潘めぐみさんが演じるルミナ君と古谷徹さんのナレーションが説明と作品の解説をしてくれるので分かりやすいと思います。
僕にとって刃牙の現場は宝物のような存在で、昔から原作も読んでいましたし凄いスタッフと素敵な役者さんと一緒に収録ができて、毎回現場に行くのが楽しみです。自分が喋っていないときは子供のようにはしゃいで現場にいます。
凄い人たちばかりでお芝居も豪速球でキャッチボールが繰り広げられる現場です。その熱や面白さが映像を通しても伝わると思います。ぜひ余すことなく楽しんでいただけたら幸いです。
アニメ『範馬刃牙』はNETFLIXにて全世界全12話一挙独占配信中、1月10日(月)23:00よりTOKYO MXほかにて放送中だ。
>>>イベントの様子を見る(写真7点)(C)板垣恵介(秋田書店)/範馬刃牙製作委員会