• パトレイバーの魅力を凝縮!「TVー劇パト2展」ブックレット注目の内容
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2022.03.10

パトレイバーの魅力を凝縮!「TVー劇パト2展」ブックレット注目の内容

「TVー劇パト2展」ブックレット表紙 (C)HEADGEAR

『機動警察パトレイバー』の展覧会「TV-劇パト2+」展(土浦)で販売された公式ブックレットが、Amazonの機動警察パトレイバーHEADGEAR公式SHOPに登場、その濃厚な内容を紹介しよう。

『機動警察パトレイバー』は、ゆうきまさみ、出渕裕、伊藤和典、高田明美、押井守の5人のクリエイターにより結成されたユニット「HEADGEAR(ヘッドギア)」が生み出したメディアミックスプロジェクト。汎用人間型作業機械(レイバー)による犯罪に対抗するため、警視庁が本庁警備部内に設置した「特殊車輛二課」の活躍を描いた本作は、1988年にOVAシリーズで展開をスタート。ほぼ同時にゆうきまさみが『週刊少年サンデー』(小学館)で漫画連載を開始、スマッシュヒットを記録した。
80年代リアルロボットアニメの流れを汲むリアルな世界設定、周辺状況にまでこだわったメカ描写、シリアスな展開とスラップスティックなギャグ・パロディを許容するレンジの広いキャラクタードラマも好評を得た。

その後もシリーズは劇場版アニメ第1作(1989年)、TVアニメシリーズ(1989年)、AfterTVとして制作された16話のNEW OVAシリーズ(1990年)、劇場版アニメ第2作(1993年)、劇場版アニメ第3作(2002年)、実写版(2013年)と展開。現実と地続きである近未来――1998年の東京を舞台にした『パトレイバー』をいつしか現実時間は追い抜いてしまったが、そこで描かれた物語は今なお輝きを放っている。

「TV-劇パト2+」展(土浦)は、2022年1月14日~2月13日に土浦市民ギャラリーにて開催された展覧会。TVアニメシリーズ(全47話)、NEW OVAシリーズ、そして劇場版アニメ第2作『機動警察パトレイバー2 the Movie』をテーマに制作資料やイラストの展示を行なわれ、会場には3000名を超えるファンの方が来場、大好評のうちに幕を閉じた。

この「TV-劇パト2+」展の魅力を凝縮したのが、2018年の『機動警察パトレイバー30周年記念展』(池袋マルイ)以降、新シリーズの展示会の度に発売されているメモリアルブック第3弾『「TVー劇パト2展」ブックレット』だ。
設定資料や原画、背景美術や新たに発見されたセル画、イラスト&アートワークなど、貴重な資料・図版を中心に構成された内容となっている。小説の挿絵、ポスターデザイン、近年の新規イラストまでフォローされている。
さらに美術監督・小倉宏昌のインタビュー、アニメ編集者/ライター・中島紳介とアニメ評論家・藤津亮太による解説も収録。読み応え十分のテキストは作品世界をさらに深く楽しむためのガイドになるなど、様々な楽しみ方ができる一冊に仕上がっている。
▲『機動警察パトレイバー2 the Movie』原画・修正原画

『「TVー劇パト2展」ブックレット』は、現在Amazon機動警察パトレイバーHEADGEAR公式SHOPにて入手可。また同SHOPでは「TV-劇パト2+」のグッズ(会場限定アイテムを除く)も取り扱っているので、ファンなら要チェックだ。

>>>『「TVー劇パト2展」ブックレット』サンプルページや販売グッズを見る(画像11点)

(C)HEADGEAR

アニメージュプラス編集部

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