• 『神クズ☆アイドル』今井文也・東山奈央・堀江瞬が語り尽くす!座談会インタビュー
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2022.03.23

『神クズ☆アイドル』今井文也・東山奈央・堀江瞬が語り尽くす!座談会インタビュー

(C)いそふらぼん肘樹・一迅社/「神クズ☆アイドル」製作委員会


――アフレコ収録時のエピソードや印象に残っていることがあればお教えください。

東山
 アフレコがスタートする前、実写ドラマみたいにメインの三人で集まって本読みをしたんですよ。なかなかそこまでする作品は多くないので、とても力が入っている作品なんだなと思いましたね。

今井 プレアフレコみたいな感じで、ちゃんと掛け合いをしましたよね。僕らはそこでキャラクター合わせをして、楽曲録りをしていくという形で、とても珍しいパターンでした。

東山 そのプレアフレコの段階から、「お、この座組はいけるぞ!」、「青春の匂いを感じるいい現場になるだろうな」と、私は勝手に感じていました(笑)。
それと印象的だったのは、神仁淀のときの今井くんのお芝居ですね。仁淀と神仁淀を演じ分けるので、一人二役ということになるんですけれど、福岡監督から私の研究をするように言われたらしくて。

今井 アサヒちゃんはどういうキャラクターなのかというお話をしていたときに、福岡監督が「表情やパフォーマンス、話し方は、ステージに立っている東山さんそのままのイメージだ」とおっしゃっていたんですよ。だからアサヒちゃんを研究するのも大事だけれど、東山さんがどういう方なのかをもっと事前に知っておいた方が、後々繋がるものが大きいのかなと思って、東山さんの楽曲を聴いたり、ステージ映像を観たりしていました。普通に楽しみながら観ていたので、「研究していた」というよりも「東山さんのファンが一人増えた」という言い方が正しいのかもしれません(笑)。

東山 私の演じるアサヒと今井くんの演じるアサヒが、視聴者さんの中でいかにダブって見えるかが、作品としても重大なポイントだと思うんです。本人を前にして言うのも恥ずかしいし、なんだか偉そうに聞こえますけれど、神仁淀からはすごく研究をしてくれた努力の跡が見えまして……。よほどちゃんと観て分析してくれたんだろうなと感じました。

堀江 僕は第1話のガヤ収録が印象に残っています。僕ら三人で架空のユニットを組んで、そのユニットが居酒屋で打ち上げをしているという体でガヤを録ったんですよ。

東山 いきものがかりさんみたいな編成で、誰がどのポジションとかも決めたよね。実はユニット名も考えて、ちょいダサなんですけれど……。

今井 いや、だいぶダサですよ(笑)。

東山 やめてよ、オブラートに包んでちょいダサって言ったのに(笑)!

今井 「神THIrd(カミサード)」で、THIは僕らの名前の頭文字です。機会があればどこかで歌ったり、原作にも逆輸入されたり……なんて夢が膨らみますね!

堀江 意外としゃしゃり出る気満々だな(笑)。

東山 第1話の仁淀くんがアサヒちゃんとライブハウスで出会うシーンで、壁に神THIrdのサインがあるんですよ! 神THIrdとしての私たちのサインがあるので、ぜひ見つけてほしいです。

堀江 割とわかりやすくしてくださっているので、すぐ見つかると思います!

――ZINGSとして楽曲もかなり曲数を収録されているそうですし、今井さんと堀江さんはリアルでもZINGSとしてのイベントが決定しております!

今井
 僕らの楽曲はちょっとダサめといいますか、フフッと笑えるようなテイストで、どの曲も聴いていてすごく面白いです。それでいて、いざ歌ってみるとキーは高いしリズムも難しいしで、難易度の高い曲ばかり。また、普通の仁淀と吉野くんのバージョンと、神仁淀モードと吉野くんのバージョンの2パターンを楽しめるのも、この作品ならではの魅力だと思います。

堀江 リアルイベントで具体的に何をするかはまだ決まっていなくて、僕らもビクビクドキドキしている状態です(苦笑)。曲を歌うかどうかもまだわからないのですが、お客さまの中にある『神クズ☆アイドル』の世界観をなるべく壊さないクオリティのものを、きちんとお届けできるようにしたいと思っています!

東山 二人にはすごく申し訳ないですけれど……リアルイベント、超楽しみです(笑)!

堀江 うわぁ~プレッシャーが~(笑)。

東山 でも、二人が一緒にいて、楽しそうにしてくれているだけでいいんじゃないかな。きっとそれだけでファンの皆さんは「尊い!」という気持ちになるだろうし、そもそもデビューイベントなわけだから、もし失敗しちゃったとしても、それすらも尊くて愛しい時間になると思うんですよね。

今井 よかった、これで心置きなく失敗できる(笑)!

東山 言わなきゃよかったかな(笑)。

――最後に放送を楽しみにしている方へメッセージをお願いします。

今井
 アサヒちゃんも含めたZINGSの成長具合にぜひ注目していただきたいです。ただパフォーマンスが上手くなって力がついていくのではなく、徐々に経験を積んで自信がついていったり、「これってこういうことなんだ!」という気付きが増えていったりする部分がきちんと描かれていますし、芝居としてもそこを意識して収録しています。オタクの方々をはじめ、いろいろなキャラクターが出てきますので、その掛け合いのやり取りも楽しみにしていただければなと思っております!

東山 ひいき目なしで本当に面白い作品だと、胸を張ってお届けできます! さまざまなストレスとの戦いがある現代社会を生きる中で、仁淀の生き方に共感される方も多いと思います。楽をして生きたいという仁淀が、アサヒと吉野くんと一緒に過ごすことでどう変化していくのか。自分らしさを大切にしたまま素敵な答えにたどり着いていくので、きっとアニメを最後まで観ていただければ納得していただけるんじゃないかなと思います。

堀江 我々役者とスタッフさんたちが100%の愛を持って作品に挑み、「めちゃくちゃいいものを作ろう!」「みんなで一丸となって作り上げていくぞ!」という気概が感じられる作品になりました。第1話から最終回まで飽きない展開の連続で、原作へのリスペクトが感じられるアニメになっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていただきたいです。
放送開始まではまだ時間がありますが、今井くんとのリアルZINGSとしての活動はスタートしている頃だと思いますので、曲を聴いたりしながら放送を楽しみにお待ちいただければ嬉しいです。

(C)いそふらぼん肘樹・一迅社/「神クズ☆アイドル」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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