• 石田祐康『フミコの告白』ほか若き才能が弾ける自主アニメ上映イベントが開催
  • 石田祐康『フミコの告白』ほか若き才能が弾ける自主アニメ上映イベントが開催
2022.10.15

石田祐康『フミコの告白』ほか若き才能が弾ける自主アニメ上映イベントが開催

『フミコの告白』(C)ishidahiroyasu

11月5日(土)より下北沢トリウッド、大須シネマ、出町座にて開催される自主制作アニメのオムニバス上映企画「インディーアニメ・インシネマ」が開催。スタジオコロリド所属・石田祐康監督(最新作:映画『雨を告げる漂流団地』)のデビュー作『フミコの告白』ほか、若きクリエイターの情熱を感じる短編作品7作が上映される。

「インディーズアニメ・インシネマ」は、高いクオリティやユニークなアイデアで話題を呼んだ自主制作アニメ7作品を集め、オムニバス形式で上映するイベントで、石田監督『フミコの告白』上映は本イベントの大きな注目点といえるだろう。
『フミコの告白』は、石田監督が大学在籍中の2009年に発表した自主制作作品。ネット上で公開されるや躍動感ある映像演出が瞬く間に話題となり、第14回「文化庁メディア芸術祭」アニメーション部門優秀賞、2010年「オタワ国際アニメーションフェスティバル」特別賞を受賞するなど、各所で高い評価を受けている。
注目の若手クリエイターの原点を確認するという意味で、絶対に見逃せない上映だ。
▲疾走するフミコ!大胆なアングル、圧倒的スピード感、石田監督の非凡な才能を感じさせる『フミコの告白』

またこのイベントでは、『イヴの時間』『アイの歌声を聴かせて』で知られる吉浦康裕監督の出世作である『ペイル・コクーン』や『スター・ウォーズ:ビジョンズ』の1作『タトゥイーン・ラプソディ』において若干27歳で初監督を務めた木村拓監督の卒業制作作品『ROMANCE OF THE TURN』、さらにYouTubeで公開されて500万回再生を突破した玉川真吾監督の『PUPARIA』、280万回以上の再生を記録した亀山陽平監督の『ミルキー☆ハイウェイ』などSNSで話題の作品も上映される。

さらに、新海誠や吉浦康裕ら多くのクリエイターを世に送り出したDoGA「CGアニメコンテスト」にて、初の審査員全員満点によるグランプリを獲得した伊藤瑞希監督の『高野交差点』や、『雨を告げる漂流団地』の主題歌・挿入歌を担当した“ずっと真夜中でいいのに。”の『夏枯れ』Special Movieにて、キャラクターデザインのniLと共にアニメーションを担当した鮮ナヲキ監督の『よるをひらいて』も初公開される。
イベント期間中には、石田祐康や吉浦康裕ら監督陣によるトークショー付き上映も開催される。

注目クリエイターの若きエネルギーを感じることができるインディーアニメの名作をまとめて鑑賞できる貴重な機会となるこの上映会、未来のアニメを担う才能をぜひあなたの目で確認してほしい。

(C)ishidahiroyasu

アニメージュプラス編集部

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