• 『銀英伝』4thシーズン第二章初日舞台挨拶レポ&第三章予告映像到着!
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2022.11.07

『銀英伝』4thシーズン第二章初日舞台挨拶レポ&第三章予告映像到着!

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

10月28日(金)より上映中の『銀河英雄伝説 Die Neue These 策謀』第二章。本作の上映を記念し、10月28日(金)に新宿ピカデリーにて、多田俊介監督と磯部真彩プロデューサーが登壇した第二章初日舞台挨拶付き上映会が行われた。さらに、巡る策謀の行方に迫る第三章予告映像が公開!

『銀河英雄伝説』は、遙か未来の宇宙を舞台にしたSF小説。田中芳樹の代表作で、1982年に第1巻が刊行されて以来、本伝10巻、外伝5巻の大長篇小説として、累計1500万部のセールスを記録。今なお増刷が続いている。
1988年からはアニメシリーズが展開され、さらに多くのファンを獲得した。

2018年4月、Production I.Gが改めて新作アニメーションとして、ビジュアルが進化を遂げた『銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅』(全12話)を制作。その2ndシーズンとなる「星乱」(13話〜24話)も2019年に映画館でイベント上映され、新たな声優陣、最新の技術での艦隊戦、新たな解釈で描かれた本作は、銀河英雄伝説ファンのみならず、幅広いアニメファンに話題となった。

シリーズ作品としては、2020年4月にOP、EDを新たに全24話をNHK Eテレにて放送。2022年3月~6月には、サードシーズン「激突」(25~36話)が映画館にてイベント上映され、フォースシーズン「策謀」は全三章を2022年9月から3カ月連続上映となる。

10月28日(金)から全国47都道府県の劇場で3週間限定上映がスタートした『銀河英雄伝説Die Neue These 策謀』第二章。上映公開初日には新宿ピカデリーで、多田俊介監督と磯部真彩プロデューサー(Production I.G)による初日舞台挨拶が開催。さまざまなスタッフの細やかなこだわりが詰まった注目ポイントの数々や、制作の舞台裏などが語られた。

今回は、その様子のオフィシャルレポートをお届けする。

大きな拍手の中登壇し、公開上映初日を迎えられたことへの感謝を述べた多田監督と磯部プロデューサー。本編を見終えたばかりの人も二度、三度と観返したくなるような見どころのポイントを欲しいというMCからの質問に答え、『策謀』第二章(第41話~第44話)の見どころを交互に語っていく。

多田監督が最初に紹介したのは、ケスラーとモルトがラインハルトに皇帝の誘拐を報告したシーンでのリュッケの表情描写。リュッケは、モルトに待っている運命を察したような悲痛な表情を見せる。

多田 動揺するリュッケの表情が演出的にも作画的にもすごく良かったので選びました。帝国は他のキャラクターが威風堂々した提督たちばかりなので、表情に出やすいリュッケはリアクション要員としても非常に役立っています。

物語の中心となるメインキャラクター以外にも、魅力的なキャラクターが多いのは、『銀河英雄伝説』の大きな特徴。磯部プロデューサーが挙げた見どころも、サブキャラクターのシーン。皇帝エルウィン・ヨーゼフ二世ヨーゼフ皇帝やランズベルク伯が乗っている貨物船のボーメル船長と乗組員のやり取りだった。暴れる皇帝の食事係を任されたくない乗組員が、船長から目を反らして隠れる芝居などは、まるでコントのように楽しいシーンだ。

磯部 ノイエには、あまりないコミカルな動きをしているシーンです。メインではないキャラクターですが、こういう面白い動きをしているからこそ、後々も印象に残るシーンになっていると思います。

その他にも、ラインハルトの宣戦布告を聞いているヤンとキャゼルヌの「軍人の上司と部下ではない、先輩後輩の関係がよく出ている会話」(多田)や、リンツの描いた「大きなスクリーンでじっくり見たかった素晴らしい似顔絵」(磯部)などが紹介された。

>>>イベントの様子や予告篇場面カットを全て見る(写真23点)

(C)田中芳樹/銀河英雄伝説 Die Neue These 製作委員会

アニメージュプラス編集部

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