• 『特撮のDNA 仮面ライダーBLACK SUN展』でダークヒーローの世界に浸る
  • 『特撮のDNA 仮面ライダーBLACK SUN展』でダークヒーローの世界に浸る
2022.12.03

『特撮のDNA 仮面ライダーBLACK SUN展』でダークヒーローの世界に浸る

(C)石森プロ・東映 (C)仮面ライダーBLACK SUN PROJECT (C)特撮のDNA製作員会


続いては、ボディも作られた主要怪人のスペースへ。蜘蛛怪人、白長須鯨怪人、金鳳花怪人、ビルゲニアなどなど、それぞれが単独のケースに収納されての展示となっている。暗い照明の下で冷凍保存されたかのように並べられた光景にドキドキさせられた。

その先にある、ビルゲニアのサタンサーベル、BLACK SUN・蟷螂怪人・SHADOW MOONのベルトやサーベル、キングストーンの展示スペースを通過すると、本展示のクライマックスとも言える仮面ライダーBLACK SUNと仮面ライダーSHADOW MOON、そして蟷螂怪人とゴルゴムの三神官のスーツが一堂に会するドラマチックなスペースが現れた(記事のメイン写真)。観ているだけでドラマを感じさせる、大胆な展示構成に唸らされる。

その横には、全高3メートル超の創世王がどっしりと鎮座している。この大きさと存在感だけは、実際に観てみなければ伝わらないだろう。引き抜かれた心臓、抽出された青いエキス、またそれを原料とした怪人たちの食糧「ヒートヘブン」も傍らに展示され、来場者の度肝を抜く迫力に満ちていた。

続いて展示されたバトルホッパーとロードセクターは、ホンダCB750Fをベースにしたもの。それぞれ独自のカスタマイズを楽しめ、メーター類ひとつをとってもその作りの細かさに感心する。その横には、創世王の心臓を貫いた光太郎が変化した「創世王」の姿が! 禍々しさに満ちたその姿は、まさにインパクト大。続くプロップ類の展示、物販エリアまでとことん作品世界を楽しませる趣向にすっかり満腹となった。

いま最もホットな『BLACK SUN』に登場するスーツ・プロップ類の魅力を至近距離でとことん味わえる絶好の機会、ファンならこれを見逃す手はない。仮面ライダーの新たな「破壊と創生」のビジョンを、間違いなくこの場所で目撃できるはずだ。

>>>作品の世界観を見事に再現!『特撮のDNA 仮面ライダーBLACK SUN展』展示内容を見る(写真14点)

(C)石森プロ・東映 (C)仮面ライダーBLACK SUN PROJECT
(C)特撮のDNA製作員会

アニメージュプラス編集部

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