宮﨑駿監督(※崎はたつさき)が手がけるスタジオジブリ最新作『君たちはどう生きるか』の公開日が、2023年7月14日(金)に決定。併せてティザービジュアルが発表された。
前作『風立ちぬ』から10年ぶりの新作となる本作は、宮崎監督が少年時代に読み、感動したという吉野源三郎が1937年に発表した同名小説からインスパイアを受けたオリジナルストーリーが描かれる。宮崎監督は『風立ちぬ』での引退宣言を2017年に撤回、以後本作の制作を進めていた。
本情報は12月13日に行われた2023年度の東宝配給作品ラインナップ発表会見で情報解禁。先に発表されている『「鬼滅の刃」上弦集結、そして刀鍛冶の里へ』、『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』、『名探偵コナン 黒鉄の魚影(サブマリン)』、『きみの色』、『屋根裏のラジャー』に続く来年度最大の話題作として紹介された。
注目のティザービジュアルは宮崎監督直筆のもので、本作に登場するものと思われるキャラクターの一部分が掲載されている。一見鳥の様に見えるが、そのくちばしの下には人間の目らしきものが見えている。これはいかなるキャラクターなのか、またどんな世界で活躍するのか、ますますの興味をかき立てられるビジュアルとなっている。
会見で東宝取締役 専務執行役員の市川南氏は「(スタジオジブリの作品は)いつもなら少しずつ作品を見せてもらえているが、今回はまったく見せてもらえていない。ティザービジュアルのキャラクターが何なのかも教えられていない」と作品はまだまだ謎に満ちているものの「鈴木敏夫プロデューサーによると、80歳を超えている宮崎監督だが(作品は)若々しいファンタジーになっている」とのことで、「夏休み公開にしたのは、私たちの期待の表れです」と本作への熱い期待を語った。
まさに世界が注目する宮崎監督の新たなビジョン、その全貌は来夏いよいよ明らかになる!
(C)2023 Studio Ghibli