• 『魔術士オーフェン はぐれ旅』榎木淳弥が途惑った飄々としたキャラと演技
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2023.02.01

『魔術士オーフェン はぐれ旅』榎木淳弥が途惑った飄々としたキャラと演技

ライアン役を演じる榎木淳弥さん


──アフレコ時には、監督や音響監督から何か具体的なディレクションがあったりしたのでしょうか。

榎木 真面目なシーンでも「そんなに真面目にやらないで」とずっと言われていましたね。飄々としていて食えないヤツみたいな感じを、どのシーンでも維持してほしかったんだと思います。
その「飄々としている」雰囲気を維持することが、自分で予想した以上に難しいところがあって、その辺りの調整は結構大変でした。監督の指示を聞きながら、その都度演技のテンションを変えていった感じです。

──収録現場の雰囲気はいかがでしたか。

榎木 分散収録ということもあって、あまり共演者の皆さんと会話をするみたいなことはあまりなかったのですが、クリーオウ役の大久保(瑠美)さんが作品に詳しくて、分からないことを質問して教えていただいたりしていました。

──ということは、オーフェン役の森久保(祥太郎)さんと現場で一緒には……。

榎木 一回だけ収録をご一緒させていただきました。いやー、もういつもの森久保兄貴という感じで(笑)。周りに気を配りながら、リーダーとして現場を引っ張ってくれました。

──同じアフレコ現場に立つことで、オーフェンを演じ続けている森久保さんのすごさみたいなものは感じられましたか。

榎木 二十数年以上前と同じ役を再び演じるというのは、自分に置き換えて考えてみても相当難しいと思うんですよ。これまで重ねてきた年齢や演技の変化もあるでしょうし、そこを調整しながら見事に演じられているな、と見ていて感じました。

──本作の中で、個人的に注目してもらいたいキャラクターはいますか。

榎木 自分の中で、『アーバンラマ編』はヒロインのクリーオウがすごく成長する話だと思っているんです。今まで見えていなかった一面が見えてくることで、彼女がどう変わっていくのかに注目してもらえたらと思います。

──最後に、ファンの皆さんにメッセージをお願いします。

榎木 アニメ『魔術士オーフェン はぐれ旅』は『アーバンラマ編』で第三期となります。アニメで初めてお見せするシーンがまだまだたくさん続いていきますので、ファンの皆さんにはぜひ放送を楽しみにしていただけたらと思います。
ライアンもただのコメディ要員ではなく、今後物語に重要な関わり方をしていくキャラクターなので、その活躍を期待していただけたら嬉しいです!

榎木淳弥(えのき じゅんや)
10月19日生まれ。アトミックモンキー所属。主な出演作は『呪術廻戦』虎杖悠仁役、『東京リベンジャーズ』乾青宗役、映画『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』のピーター・パーカー/スパイダーマン役(吹替え)ほか。

>>>榎木さん演じる謎めいたライアンに注目!『アーバンラマ編』第3話名場面を見る(写真15点)

(C)秋田禎信・草河遊也・TOブックス/魔術士オーフェンはぐれ旅製作委員会2023

アニメージュプラス編集部

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