• 『シャザム!~神々の怒り~』宮野真守が思わずドキリとした神の娘たち
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2023.03.17

『シャザム!~神々の怒り~』宮野真守が思わずドキリとした神の娘たち

シャザム役を演じた宮野真守さん 撮影/大山雅夫

待望のDCユニバース最新作『シャザム!~神々の怒り~』が3月17日(金)に日米同時公開! 古代の魔術師から神々のパワーを授けられたビリー少年は、魔法の言葉「シャザム!」を唱えると、見た目は大人、中身はコドモのスーパーヒーロー「シャザム」に変身! しかし、未熟ゆえの失敗が女神たちを怒らせてしまった!? 凄まじいパワーと巨大ドラゴンで襲いかかってくる女神たちを、シャザムは止めることができるのか?
本作でシャザム役を演じる宮野真守さんに、キャラクターや作品の魅力について、お話をうかがった。

――今回、シャザム役が決まった時の心境は?

宮野 前作はいち観客として楽しく観させていただいていたので、自分がシャザム役を演じることになったことはとても驚いたのですが、しっかりと表現できるよう臨みたいな、と思いました。

――宮野さんから見て、シャザムはどんなキャラクターであると思われていますか。
▲魔術師からスーパーパワーを授かった少年ビリーが、、ヒーロー「シャザム」(中央)に変身!

宮野 見た目は大人なんだけれど中身は子ども、というところが非常に大事なキャラクターですね。時にビビったり怖気づいたりしてコメディになる部分もあるかと思えば、その一方で思春期的な悩みや家族の問題も抱えていたりするわけです。そういった幼さゆえの複雑な思いの部分があるからこそ、他のヒーローたちと一線を画する存在になっているのだと思います。

――複雑な面を持つキャラクターを演じるにあたり、意識した部分はありましたか。

宮野 吹替作品に臨む時は「(フィルムの中に演技の)正解が既にある」という意識があるんですね。僕もドラマや舞台などもやっているので、身体を使って表現したものの尊さを知っているつもりです。なので、ザッカリー(・リーヴァイ)さんの感じたこと、表現したことをただ真似するのではなく、しっかり日本語で表現して、できるだけ観ている人に違和感を与えずに面白いものを届けよう、としっかり予習して考えました。
そういった意味では難しい作業ですけれども、とてもやりがいを感じていますね。

――宮野さんから見た吹替版の魅力は、どんなところにあると思われますか?

宮野 吹替だと、会話の細かいニュアンスも伝わるしスクリーンにも集中できるので、作品を隅々まで楽しむことができるところじゃないでしょうか。

――では、映画『神々の怒り』の印象は?

宮野 「人とのつながり」「家族との絆」という物語のテーマが本当に素敵だな、と思っています。あと神々との戦いの場面は、やはりシャザムらしい子どもっぽいやり取りが笑わせてくれるところもあったりしますが、壮大なスケールとスピード感あふれる映像で描かれるバトルは圧巻ですね!

――アフレコ現場での印象的な出来事などはありましたか。

宮野 現場では自分で考えた方向性を自由にチャレンジさせていただきましたが、音響監督さんからは「宮野くんはシャザムのキャラクターにすごく合っているね」と言っていただいて、すごく嬉しかったです。

(C) 2023 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & (C)DC Comics

アニメージュプラス編集部

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