• 『モブサイコ100』イベントでスタッフが明かす「これまで」と「これから」
  • 『モブサイコ100』イベントでスタッフが明かす「これまで」と「これから」
2023.03.27

『モブサイコ100』イベントでスタッフが明かす「これまで」と「これから」

(C)ONE・小学館/「モブサイコ100 III」製作委員会

第1期が2016年7月~9月に、第2期が2019年1月~4月にかけて放送され、最終シリーズとなる第3期『モブサイコ100 III』が2022年10月~12月にかけて放送された人気作アニメ『モブサイコ100』シリーズ。
3月16日(木)にグランドシネマサンシャイン池袋にてセレクション上映イベントが開催、『モブサイコ100」』第12話、『モブサイコ100 II』第7話、『モブサイコ100 III』第12話の上映と、スタッフトークショーが実施された。

本イベントには、第1期・第2期では監督、第3期で総監督を務めた立川譲と、キャラクターデザインの亀田祥倫が登壇。『モブサイコ100』ファンから選ばれた各シリーズで、最も投票の多かったエピソードの振り返りや、こだわったポイント、4月に行われる卒業イベントに向けた想いなどを語った。
▲イベントに登壇した亀田祥倫さん(左)、立川譲総監督

興奮や緊張、さまざまな思いが渦巻く空気の中、やはり観客の目を引いたのは『モブサイコ100 III』12話「告白 ~これから~」。暴走するモブの内側で繰り広げられる “二人の影山茂夫” の対話や、霊幻がぶつけるモブへの本気の想いなどが、すさまじい迫力のバトル描写とともに描かれ、スクリーンから目が離せなかった。

上映が終わると、観客の温かい拍手が会場を包み、MCの松澤千晶からの呼び込みで、立川譲と亀田祥倫が登壇し、トークショーがスタート。まずは、惜しくも再上映とならなかった各シリーズの投票結果を振り返る。

投票結果について立川は、「第1期と第2期では、放送時期に間隔が開いているにも関わらず、霊幻とモブの関係性に一本の筋が通っている感覚がありました。そこから第3期へ繋がっていくことに、懐かしさも込み上げてきました」と、改めて長く関わることになった作品への感慨を語った。

『モブサイコ100』のキャラクターデザインをする際に、どんなこだわりを持って制作したかという質問に、亀田は「漫画が原作にある作品なので、アニメにした際の衣装をどうしようか、という点が、まず基本中の基本にあります。服の素材はどうしようか、冬の季節ならばフードがついた服のほうが季節感が出るな、と考えました。こうして服装が派手になっていったのは、版権を描き始めてからかもしれません。普段から自分が着せたいなと思う服装を描きました」と答え、第3期の第7話、第8話は各話で私服設定を提案したことを明かした。

(C)ONE・小学館/「モブサイコ100 III」製作委員会

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事