「マフィア梶田と中村悠一の『わしゃがなTV』3周年イベント【わしらvsきさまら】」が4月16日、埼玉・川口総合文化センター・リリア メインホールで昼/夜の2公演を開催。たくさんのファンと共に大いに盛り上がった昼公演の様子をレポートしよう。フリーライターのマフィア梶田さんと声優の中村悠一さんがMCを担当、さらに『ポプテピピック』でおなじみのマンガ家・大川ぶくぶさんが構成作家&イラストを担当して、趣味にまつわる様々な面白企画やゲーム実況を配信する人気動画番組が、今回初のリアルイベントを開催した。
開演時間ピッタリに、満員御礼となった会場からの大きな拍手に迎えられながら梶田さん、中村さん、大川さんがステージに登場。これまで声のみの出演だった大川さんが特注の白いパーカー姿で『わしゃがなTV』初登場となったが、本イベントのサプライズは、まだまだここからが本番だ。
会場に集まった視聴者を「十代美少女ばかり」と騙る梶田さん、またイベント限定グッズ「音声付ペンライト」の音声収録時のエピソードなど、オープニングトークから早くも「わしゃがな」感が高まって来る。
最初のコーナーは、これまでの3年間を振り返るトーク ≪わしらの3年≫。合計324本、動画総再生回数3億2052万6443回にものぼる配信動画の中から、「ある意味一番思い入れのある動画」をテーマにそれぞれが厳選された一本を選んでトークが展開されていく。
マフィア梶田さんはGoogleMapでオタクとしての自分を育んでくれた名張市を巡る動画をチョイス。親の故郷ということで思い入れのない土地だと思っていたが、改めてこのような形で訪れたことで「地元愛に気付かせてくれた」好企画だったという。
続く中村さんは、1000本のうまい棒を集めた時の動画を選択。動画で使ったフリップは収録前日の夜に徹夜して書いたそうで、「死ぬほど大変だった」という意味での思い入れだそうだ。またここで最近は無茶をする企画がない、という反省も飛び出し「そろそろドでかい爆弾を落としたい」と梶田さんも今後の抱負を語った。
大川さんはビー玉を発射するおもちゃ『ビーダマン』を紹介する動画をセレクト。この動画作成をきっかけにビーダマン熱が再燃したとのことで、買い集めるためにかなりの額を散財したというエピソードを明らかにして、笑いを誘っていた。
これまで出演してくれたゲストについての思い出トークに花が咲いているところに、突如舞台袖からお面をつけた謎の人物が登場! その正体は、本イベントのシークレットゲスト・安元洋貴さんだった。この豪華なサプライズに、会場も大盛り上がりとなった。
これまでのゲスト陣の中では2番目の出演歴(7回)を誇る安元さん、3人同様に選んだ思い入れ動画は、自身の私物公開回をセレクト。梶田さんが集めたデアゴスティーニの「アメリカンカーコレクション」にまつわるエピソードは「全宇宙で一番面白い」と評価する安元さん、今でも元気がない時に観ているという。
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