微小生物「クマムシ」を実物の約1万%(100倍)の超拡大サイズで再現した「原色図鑑シリーズ番外編 クマムシ」が2023年5月下旬から全国のカプセル自販機に順次登場する。タカラトミーアーツの「ガチャ(R)」ブランドのアイテムだ。クマムシは緩歩生物と呼ばれる微小生物を総称した別名。
1ミリという肉眼では確認が難しいサイズの生物で、現在約1200種類以上が確認されている。乾眠・クリプトビオシスという無代謝の休眠状態に入ると非常に高い耐性を持ち、熱、低温、海水、陸上、宇宙空間など、あらゆる環境にて生存することができる。その驚異的な耐性から、医療などの研究においても世界的に注目されている。
「原色図鑑シリーズ」はタカラトミーアーツのカプセルトイ「ガチャ」のアイテム。自然の動物を忠実に再現したミニフィギュアだ。
現在まで海水魚、淡水魚、は虫類カメ目、擬態昆虫、トンボがラインナップされている。魚と亀はカプセルサイズに縮小、虫系は1/1スケール。基本、無可動のディスプレイフィギュアだ。
「原色図鑑シリーズ番外編 クマムシ」は「クマムシ」を実際の大きさの約1万%(100倍)となる約10センチサイズの可動式フィギュアで再現したアイテム。計21パーツを組み合わせ、胴体・手足を動かして様々なポーズをとらせることができる。
表情は通常版と捕食時に伸びる口を再現した捕食版の2パターンがあり、ボディのカラーが違う4種類のラインナップで登場する。
クマムシ(イメージカラー彩色/通常版)クマムシ(透明茶褐色/通常版)クマムシ(透明色/捕食版)クマムシ(透明緑色/捕食版)前述の通り「原色図鑑シリーズ」は基本無可動で原寸~縮小スケールのため、可動で倍寸である「原色図鑑シリーズ番外編 クマムシ」はまさに「番外編」となっている。
肉眼でこの状態を確認することが難しいクマムシは多くの人には見慣れない姿で、ちょっとしたモンスター感もある。スケール違いのアクションフィギュアなどと組み合わせて遊ぶのも楽しいのではないだろうか。
普段手に取れないクマムシを持ち上げて、手のひらの上でずしりとした存在感を楽しんでいただきたい。
>>>虫苦手な方は注意! 個別アップで「原色図鑑シリーズ番外編 クマムシ」の画像を見る(画像6点)※掲載している写真は開発中のため、実際の商品とは多少異なる場合あり。
(C)T-ARTS ※ガチャ(R)は(株)タカラトミーアーツの登録商標です。