AMEBA、FLAME、LAKE、RISA、MAIの5人のメンバーで活動してきたダークポップダンスアイドルユニット・クロスノエシス。その、他にはない唯一無二のサウンドとダンス、独特の世界観でファンを虜にしてきた彼女たちだが、5月20日のワンマンライブをもって、無期限活動休止をすることが発表された。今回アニメージュプラスでは、5人のメンバーに加え、プロデューサーでありクロスノエシスの楽曲をすべて手掛けているsayshine氏を迎え、4月25日に発売となるラストアルバム、2nd mini album『moment』のこと、さらには近年の活動のこと、そして活動休止に向けての想いを聞かせていただいた。>>>クロスノエシスの5人を見る(写真4点)◆『moment』はラストアルバムとして作られた?◆ーーでは最初に、みなさんの最近のマイブームをお聞かせください。AMEBA 最近のマイブームは『ポケモン バイオレット』のテラレイドでポケモンをたくさん捕まえることです。
FLAME クリスマスプレゼントに、AMEBAからもらったミントを育てることです。
LAKE マイブームは、掃除をすることです。
MAI ファミマの「冷やし胡瓜一本漬」にハマってます。美味しいです。
RISA マイブームは、『ポケモン スカーレット』をやることです。
ーーありがとうございます(笑)。今回はメンバーだけではなく…。sayshine クロスノエシス・プロデューサーのsayshineです。よろしくお願いします。
――sayshineさんも交えて、お話を聴いていきます。今回のアルバム『moment』は、いつくから制作が始まったんですか?sayshine まず、配信された『devotion』、『stable』、『insane』の三部作を作ろうということで、『entity』というスタジオライブに合わせて作り始めました。
【クロスノエシス / entity (studio live)】ーーその時には、活動休止は決まっていたんですか?sayshine いや、決まっていなかったです。
ーーそうなんですね。活動休止を知っていて聴いているのもあるかもしれませんが、今回のアルバムのどの曲もラスト感が強いですよね。AMEBA 確かに。
LAKE 最初聞いたときは普通に「2枚目のミニアルバム出させてもらえるんだ、嬉しい」というだけでしたね。普通にその次のシングルの話もしていましたし。
sayshine 今回、ジャケットの色が黒くて、喪を表す色みたいになっているのですが、三部作の時点から『devotion』が青で『stable』がピンクで『insane』が黄色、それは印刷のインクのCMYKから取っていて。だから今回のアルバムのジャケットはCMYを合わせた黒にしようと最初から考えていました。
前回のアルバム(2022年4月12日発売の『circle』)も、その前に発売した200円シングルがそれぞれRGBでそれが合わさって、白のジャケットになっていたんですよ。なので、ジャケも偶然ですがラスト感が強まっています。
ーーそれは知りませんでした! ラストのアルバムとして作られたのかと思いました。sayshine クロスノエシスは “死” や “終わり” を歌った曲が多いので、いつも通りといえばいつも通りです。僕は、人間は死に向かって生きていると思っているんです。“生をまっとうする” という意味で。アイドルも絶対に終わりが来る、常に終わりに向かっていて…だからこそ、アイドルっていいんだと思います。