• 【女神のカフェテラス】瀬戸麻沙美が語るクールな紅葉が隠す熱血の素顔
  • 【女神のカフェテラス】瀬戸麻沙美が語るクールな紅葉が隠す熱血の素顔
2023.06.08

【女神のカフェテラス】瀬戸麻沙美が語るクールな紅葉が隠す熱血の素顔

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS

『涼風』『君のいる町』『風夏』を手掛けた瀬尾公治原作のシーサイドラブコメ『女神のカフェテラス』がテレビアニメ化、4月より放送中。
笑いと深みたっぷりの恋愛ドラマを織りなすヒロイン5人の中から、「Familia」一のバリスタの腕を持ち、バンド活動にも勤しむクールガール・鳳凰寺紅葉役を演じる瀬戸麻沙美さんに、作品・キャラクターの魅力を語っていただいた。
▲鳳凰寺紅葉役を演じる瀬戸麻沙美さん

――まず原作を読んで、どんな感想を抱かれましたか。

瀬戸 最初の1、2ページを開いて、しっかり女性の裸が描かれていることに衝撃を受けました(笑)。突然女の子たちとひとつ屋根の下で暮らし始めるという現実では起こり得ない設定ですが、女の子たちにそれぞれ個性があり、王道のラブコメ展開にワクワクしましたし「アニメではどんなドタバタになるんだろう?」と気になりました。
その一方で隼の手腕でカフェを立て直していくという現実的な部分も描かれていて、色々な要素が詰まっている作品だな、という印象でした。

――では、オーディションにはどのように臨まれましたか。

瀬戸 オーディションテープは、ヒロイン全員分作りました。さきほど言ったとおりヒロインの個性が強いので、「秋水は1人だけテンションがめちゃくちゃ高くて楽しそうだな」とか、紅葉はこの時点で「この子は演じられるチャンスがあるかも?」みたいな直感があったり、色々な想像を膨らませながら作業を進めて面白かったですね。

――紅葉というキャラクターの第一印象、また彼女の魅力についてどう感じられていましたか。

瀬戸 紅葉の第一印象は5人の中でも特に掴みどころがないというか……多くを言葉にしないタイプなのでミステリアスな印象でした。
でも営業後のカフェでの隼とのやり取りを見ると、ただクールなだけではなく、からかってみたりする遊び心が感じられましたし、同居している女の子たちからの信頼も厚く頼りにされている部分があったので、多分性格が良い子なんだろうなと思いました。

あとクールな人なのかなと思いきや、意外と熱血タイプなんですよね。バンドをやっていたり、コーヒーにも詳しいし、やりたいと思ったことをとことん突き詰める努力家であるところや、お母さんの呪縛といった家庭の事情など、物語が進むにつれて少しずつ新たな紅葉さんの魅力が見えてくると思います。

――アフレコ時のディレクションなどで、印象に残ったものはありますか。

瀬戸 紅葉の変化については自分でも意識して見せていこうと思ったのですが、あまり大きく変化をつけすぎてしまうとかえって嘘っぽくなってしまうのでは、と感じたので控えめに演じてみたところ、「照れるところやちゃかすところは、わかりやすく大きく演じて良いです」と言われました。
そこからはギャグっぽいところなどは、紅葉さんなりに振り切った芝居を心がけました。

――ほか、演じる際に気をつけたポイントなどはありましたか。

瀬戸 隼や他の女の子たちとの掛け合いの際、とにかく皆のテンションが高く、特に隼のツッコミの迫力が想像以上だったので最初はそれに気圧されそうになってしまったんですね。なので限られた時間の中で、ちゃんとそれを受け流して、マイペースでテンションの低い紅葉さんのキャラクターがぶれないように調整をしなくてはいけないなと思いました。

――アフレコ現場での印象的な出来事はありますか。

瀬戸 アフレコをしていたのはワールドカップをやっていた時で、深夜早朝と追いかけて観ていて寝不足で大変でしたが(笑)、山根(綺)さんや水中(雅章)さんたちと、その話題で盛り上がれたのが楽しかったです。

(C)瀬尾公治・講談社/「女神のカフェテラス」製作委員会・MBS

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事