『鬼滅の刃』ARTFX J 時透無一郎で感じる固定フィギュアの魅力！

アニメ『鬼滅の刃』に登場する時透無一郎を立体化した「ARTFX J 時透無一郎」が登場。固定フィギュアならではの魅力を生かしたアイテムとなっている。

アニメ『鬼滅の刃』は、集英社ジャンプ コミックス1巻～23巻で累計発行部数1億5000万部を突破した吾峠呼世晴による漫画作品が原作。アニメーション制作はufotable。
家族を鬼に殺された少年・竈門炭治郎が、鬼になった妹の禰豆子を人間に戻すため《鬼殺隊》へ入隊することから始まる。
時透無一郎は鬼殺隊の最高位の剣士「柱」の一人、霞柱。何事にも無関心で、悪意はないが相手に対して棘のある言い方をすることがある。実は記憶を失っていたが「刀鍛冶の里編」の戦いの中で自分の過去を思い出した。

「ARTFX J 時透無一郎」はコトブキヤの「ARTFX J」シリーズの新作で、霞柱・時透無一郎が力強く刀をふるう一瞬を切り取り立体化。日輪刀も精細に再現している。

アニメキャラを立体化したフィギュアには大きく分けて2つの系統がある。アクションフィギュア（可動フィギュア）と固定フィギュア（スタチュー、スケールフィギュア）だ。
アクションフィギュアは関節が動き、ポーズを変えて遊べるのが特徴。
固定フィギュアは観賞用で、ポーズは変えられないが、アクションフィギュアでは難しい極端なポーズや、髪や服の躍動感を楽しめる。また一部パーツの差し替えで表情替え・ポーズ替えを行えるものもある。

『鬼滅の刃』のキャラは和服またはそれに近いスタイルのキャラが多い。アニプレックスの「BUZZmod.」シリーズでは羽織などを布製にすることによって対応しているが、通常の全体が樹脂製のアクションフィギュアでは関節部の服の切れ目が目立ってしまう。また長髪キャラの髪に関しては、自由に動かしつつ任意の状態で固定する方法は現在まだ開発されていない。

だが固定フィギュアは、衣服のシワや髪の毛の動きを造型師の意図した通りに表現できる。特に今回の「ARTFX J 時透無一郎」のようなポーズ・服・髪は、この状態と素立ちを両立できるアクションフィギュアを作るのは非常に難しいと言えるだろう。
「ARTFX J 時透無一郎」は体の動きに呼応して広がる髪や隊服の流れなど躍動感溢れる造形に仕上がっており、泰然自若とした様子で戦う無一郎を感じられるアイテムとなっている。

1／8スケールで全高約18センチ、ポーズによるボリューム感もあり、部屋のどこに飾っても存在感を主張する大きさだ。無一郎の技の冴えを、ぜひお手元でお楽しみいただきたい。

なおABEMA Martおよびコトブキヤ直営各店にて「ARTFX J 時透無一郎」を予約もしくは発売後に購入すると表情替えパーツがもらえる。頬にあざが浮かび、目にはハイライトが入っている、「刀鍛冶の里編」の戦闘のクライマックスの状態をイメージしたものだ。無一郎ファンの方はこちらもぜひご検討を。

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（Ｃ）吾峠呼世晴／集英社・アニプレックス・ufotable