第1話のスレッタとミオリネの出会いから衝撃的なラストを迎えた12話まで、Season1の名場面がたっぷりと描かれていくのだが、12話のスレッタとプロスぺラのやり取りの場面が映し出されると、会場に大きなどよめきが。何と、プロスぺラ役の能登麻美子さんがサプライズ登場したのだ。市ノ瀬さんとの豪華な共演に、観客は惜しみない拍手を送る。
▲(左から)市ノ瀬加那さん、能登麻美子さん
そして物語はスレッタがエアリアルを失う18話衝撃のラストへ……そこに被さるように、アイナ・ジ・エンドさんの「Red:birthmark」ライブ歌唱が差し込まれる。魂を削り出すような絶唱に、会場はさながら放送当時の衝撃が再現されたかのような空気に包まれた。
▲アイナ・ジ・エンドさん
阿座上さん、古川さん、大塚さんによる「休み時間トーク!」、yamaさんのナイフのように鋭い「Slash」ライブ歌唱を経て、スペシャルライブはいよいよ後半へ突入。シャディクとグエルの激突、落ち込むミオリネを暗い部屋から救い出すスレッタ、そしてグエルとラウダの兄弟対決と、次々とSeason2の名場面が繰り出される。
▲yamaさん
▲(左から)大塚剛央さん、阿座上洋平さん
そしていよいよ24話のクライマックスへ――このライブのためにイタリアから来日したClara Soraceさんの歌唱と共に本作のメインテーマ「The Witch from Mercury」が場内で高らかに鳴り響き、本イベントが最高潮の瞬間をここで迎えた。
エピローグの映像と共に、再びアイナ・ジ・エンドさんがステージに登場、挿入歌「宝石の日々」を優しく歌いあげる。マイクを置き、アウトロに併せて緩やかにダンスする姿も、強い印象を残した。
▲Clara Soraceさん
改めて本日の出演者・出演アーティストが改めて観客に挨拶をして(市ノ瀬さんが感極まって涙する場面も)、ステージは幕を閉じたかと思いきや、阿座上さん・古川さんから「ちょっと待った!」の声が。そういえば、全校集会の朗読劇は、まだ終わっていなかったのだ。
スレッタがどうしてもミオリネに全校集会に来てほしかったのは、皆で一緒に「株式会社ガンダム 社歌」を歌いたかったからだという。ということで、最後は出演者と観客たちが一緒に社歌を熱唱!
最後は出演者を代表した市ノ瀬さんは、「これまでの熱い応援を感謝すると共に、これからも『水星の魔女』を愛してください!」と挨拶。様々なアプローチで『水星の魔女』の世界を見事に凝縮した一大イベントは、会場の観客一人ひとりの胸に大きな喜びを満たしたまま幕を閉じた。
▲イベントの出演者が勢ぞろい。約3時間に渡るイベント出演、お疲れ様でした!
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