◆TIF初参加の鈴木志乃とウタ◆ーー志乃さんとウタさんは、TIFは初参加でした…にしては、すごくいろいろなステージに立ちましたよね!鈴木志乃 めちゃめちゃありがたいですね。初めてなのに、こんなに…というのは当たり前のことではないと思うので感謝しています。もうバタバタで、あっというまにもう1日終わっちゃう…という感覚です。あとは個人的には…Juice=Juice大好きステージに、Juice=Juiceさんといっしょに立てたのが一番嬉しかったです! もうこれは、お金払わなきゃいけないんじゃないのかなという感じで…。
渡辺未詩 本当にそうだよね。払うとしたら、すごい額になりますよ!
ーーJuice=Juiceのみなさん、すごくフレンドリーな感じで絡んできていて、すばらしかったです!鈴木志乃 本当にリハからお優しくて、もう感謝しかないです。
ウタ 私はリコーダー部のステージに参加したんですが、楽しくて楽しくて! いい思い出になりました。来年も、リコーダー部やりたいです! 本当に1日あっという間だったんですけど、合間の時間にスマイルガーデンを観に行けて、お客さんといっしょに盛り上がれました! 他のアイドルさんを観ている時は、お客さんと一致団結できたような気がします。
ーー志乃さんは2023年3月に、プロレスラーとしてデビューしたんですよね。鈴木志乃 はい。デビューはさせてもらったんですが、まだまだプロレスラーとしては…弱い…です。まだ、悔しい想いしかしていないんですよ。唯一できることはがんばること…なので、どうすれば強くなれるかを考えながら、がんばっていきたいですね。
ーー強さももちろんですが、先輩は3人ともキャラが濃いですしね…。鈴木志乃 本当にそうですよね…それに負けないくらいがんばっていかないと…。アイドル活動に関しても、まだ私には何もないんです。先輩3人がこれまでがんばってきてくれたおかげで、新人の私たちもTIFに出させてもらっただけ…という気持ちが強くて。だから、ここからがんばって、アプガ(プロレス)の歴史を作っていけるようになりたいと思います。「アッパーキック!」を61回生配信で踊ったり、水着で「アッパーキック」を踊ったりしてきたので、これからもみなさんの反応を見ながら、考えながら、いろいろやっていきます!
水着で「アッパーキック!」を踊ってみた。/アップアップガールズ(プロレス)鈴木志乃渡辺未詩 実は最近は、志乃がいちばんアップアップガールズっぽいですよね!
ーー確かにそうですね! アプガ魂はちゃんと受け継がれていた!鈴木志乃 がんばるしかできないので、これからもがんばります!
ーーそして、ウタさんはプロレスデビューを目指して、東女の練習生として日々がんばっているんですよね。ウタ …同期が2人いるんですけれども、その2人がすごくて…練習でいつも落ち込んでいます。しゅ~んってなっちゃうんですよ。でも、しゅ~んってなっても、負けないぞ! っていう気持ちでがんばっています。プロレスラーとして強くなりたいというのはあるんですけど、その前に、負けない気持ちを強く持てるようにならなくっちゃなと思ってます。練習なのに、まだ練習なのにいっつもしゅ~んってなっちゃうんですよ! そんなのじゃダメじゃないですか。気持ちを強くしていきます!
渡辺未詩 このまままっすぐ、のびのびと成長してもらえれば、花開くと思います。強い気持ちで!
◆結成メンバー3人は新メンバーが入って…??◆ーーそして、アプガ(プロレス)の結成メンバーである3人、ステージではこれまでの対バンなどに比べて、堂々としている感じがしました!渡辺未詩 本当ですか! 嬉しいです。コロナになってから対バンにはほとんど出ていなくて、今年になってやっと対バンにまた出始めたという感じなんですが…それでTIFでやっと大型フェスに出られました。
ーーコロナ禍の中でもある時から東京女子プロレスの大会はほぼ毎週開催されていて、そこで試合前に1~2曲歌っていたのは大きいのではないですか? 東女のリングで歌うのと、アイドル対バンやTIFで歌うのとは違いますか?渡辺未詩 違いますね…プロレスのファンのみなさんの中には、なんというかプロレスをしっかりと観にきている人もいるんですよね。もちろん、私たちの歌は笑顔で観てくれているんですけれども。それが普通なんです。でもアイドル現場だと、みなさん盛り上がりに来てますから、できるだけ身体動かす、OKなら声を出す、そういう覚悟を持ってきている人が大半ですよね。そこがプロレス現場とアイドル現場の大きな違いだと思います。でも、私たちに向けてくれている眼差しはまったく同じなんですよ。なので、TIFでアプガ(プロレス)を観て、気になってくれたみなさんは、プロレス現場にもきて欲しいなと思いますね。
乃蒼ヒカリ 逆にプロレス現場に来てくれているみなさんは、最近アイドル現場にも来てくれているんですよ。私たちがデビューした頃に比べると、今回のTIFには東女のファンのみなさんが来てくれているのが目に見えてわかったんです。それがとても嬉しかったですね。
ーー先日の単独ライブ(2023年6月10日新宿FACEにて開催)にも、アプガファンではない、プロレスファンのみなさんが数多く来ているなと思いました。乃蒼ヒカリ 単独ライブも、TIFも、これがアイドルのアプガ(プロレス)だ、というのをプロレスファンに見せられたのも嬉しいです。それに、デビュー当時の対バンライブではお客さんが3~4人の時もあったので、TIFで大勢のお客さんに観てもらえて、それも5人でステージに立てて、グループの成長も実感できました。
らく 私は、新メンバーの2人が入ってくれたおかげで、自信を持ってステージに立てるようになったと思っています。アプガ(プロレス)に入りたいと思ってくれる女の子がいるということが、自信につながりました。
渡辺未詩 らくちゃんの言う通りです。3人の時には、一歩間違うと腐っちゃっていたかもしれなかったんですよ。自分たちがやっていることが正しいのか、間違っているのかわからない状態だったんです。でもそんな3人に、2人は憧れて入ってきてくれた。そのことが、私たちに自信を持たせてくれました。それに、本当にがんばり屋さんの2人が入ってくれたので、自分たちもがんばらなくちゃという気持ちになれたんですよね。2人が入ってくれたからこそ、もっとグループを大事にしなくちゃとも思えました。
らく 3人の時には個性がバラバラで、それぞれがその個性を発揮しているのがよかったんだと思いますけど、5人になって、グループとしてのまとまりが出てきたと思います。