40周年を迎える大人気漫画『北斗の拳』と「すべての人々に非常食を」をスローガンに掲げる食品メーカー光工業がコラボレーションした世紀末保存食「北斗の堅（けん）」の一般販売が、いよいよ本日2023年9月5日（火）より開始される。『北斗の拳』と非常食のコラボアイテムとしては初となる。
『北斗の拳』は原作・武論尊、作画・原哲夫による、1980年代の『週刊少年ジャンプ』（集英社）を代表する作品。TVアニメも大人気となり、アニメ映画、実写映画も作られた。
199X年に核戦争が起こり荒廃した世界を舞台に、一子相伝の「北斗神拳」を使うケンシロウの宿命的な戦いを描く。
魅力的なキャラクターと独特の断末魔などで見る人々にインパクトを与え大人気作となり、アニメ・ゲームなど様々なコンテンツ展開を見せ、今なおファンが多い。
ポストアポカリプス世界を描く『北斗の拳』では食料は非常に貴重な物資で、それを奪うための殺し合いは日常茶飯事。第1話からして、モヒカン頭の悪役集団が水と食料を求めて人々を襲う姿が描かれている。
その食料としては缶詰も描かれているが、小麦粉系なのか畜肉系なのが分からない、大まかな直方体型にまとめられた謎の食べ物も登場する。南斗水鳥拳のレイの登場シーンでは「ズシッ」という擬音が当てられており、それなりの重さがあるようだ。
今回の「北斗の堅（けん）」は、中身に北九州名物で非常に硬くて有名な「くろがね堅パン」を使用し、ココア味のくろがね堅パンが5枚入り個包装で4袋入った缶入りの非常食。
劇中の「食料」を模したアイテムではないが、代わりに5年間保存可能という実用性を備えている。
同アイテムは応援購入サービスMakuake（マクアケ）において、2023年5月25日～7月9日まで応援購入プロジェクトとして公開された。
アニメージュプラスでもこのプロジェクト開始の際に一度、記事化している。
プロジェクト期間中、X（旧Twitter）の公式アカウントでは数千のフォロワーに支持を受け、プロジェクトとしては目標に対して513%達成と大成功を収めたという。
個包装には北斗神拳伝承者候補のケンシロウ、ラオウ、トキ、ジャギの北斗四兄弟がそれぞれ備蓄について言及しており、また缶にはケンシロウの力強い北斗百裂拳パッケージとすることで、どんなに困難で、世界が荒廃するような非常時であっても勇気、希望を得られる非常食だ。
光工業は「非常食を持つ動機は『災害に備えるために！』という危機意識であるべきでしょうか。当社はどんな動機であっても良いと考えています。その考えにより生まれた非常食が、2023年に40周年を迎えた『北斗の拳』とコラボレーションした缶入り非常食『世紀末保存食【北斗の堅（けん）】』です。中身に採用した北九州銘菓『堅パン』のしっかりとした噛み応えにより、数枚食べれば満腹感が得られ、非常時でも1つの缶で長い時間喫食することができます。『非常食なのにアゴが疲れるくらいに硬い』『なんでこんなに硬くしたんだ』と思わず声に出したくなる、そんなユニークな非常食を実現しました。『面白くてちょっと食べてみたい』という興味によって、非常食を持つきっかけになる商品となることを目指しています」とコメントしている。
缶の中には5枚1袋の個包装が4袋入っており、非常時に周りの人々と分け合えるようになっている。また、北斗四兄弟の力強いメッセージがあしらわれたデザインで、非常時でも勇気をもらえるようになっている。
くろがね堅パンの「くろがね」とは鉄を意味する言葉で、大正時代に官営八幡製鐵所（現在の日本製鉄九州製鉄所八幡地区）で生まれた菓子。官営八幡製鐵所が従業員の栄養補給を目的に厳選した原料と独自の製法により開発し、大量に作って長く保存できるように、水分を極力少なくしており鉄のように堅いという。現在はスピナ（福岡県北九州市）にて製造されている。
「北斗の堅」ではこの「くろがね堅パン」の姉妹品であり、堅くも優しい味わいの「くろがね堅パン スティックタイプ ココア味」を採用している。
世紀末を舞台にした『北斗の拳』の世界を現実の時間は追い越してしまった。
だが2011年には東日本大震災が起こり、2019年からは新型コロナウイルスの流行で急遽外出不能生活を強いられる局面も発生。21世紀になっても残念ながら非常食は重要な存在である。
折しも現実の大災害・関東大震災を契機とする9月1日の「防災の日」近辺である9月5日、「面白そう」「缶と袋をコレクションアイテムに」という理由でもかまわないので、「北斗の堅」をお手元に備えてみてはいかがだろうか。
原作漫画の絵を使った公式サイトのイラストも面白いので、そちらもチェックを！
＞＞＞これが缶の裏面か……！「北斗の堅」の画像を見る（画像9点）
（Ｃ）武論尊・原哲夫／コアミックス 1983 版権許諾証EM-203
『北斗の拳』は原作・武論尊、作画・原哲夫による、1980年代の『週刊少年ジャンプ』（集英社）を代表する作品。TVアニメも大人気となり、アニメ映画、実写映画も作られた。
199X年に核戦争が起こり荒廃した世界を舞台に、一子相伝の「北斗神拳」を使うケンシロウの宿命的な戦いを描く。
魅力的なキャラクターと独特の断末魔などで見る人々にインパクトを与え大人気作となり、アニメ・ゲームなど様々なコンテンツ展開を見せ、今なおファンが多い。
ポストアポカリプス世界を描く『北斗の拳』では食料は非常に貴重な物資で、それを奪うための殺し合いは日常茶飯事。第1話からして、モヒカン頭の悪役集団が水と食料を求めて人々を襲う姿が描かれている。
その食料としては缶詰も描かれているが、小麦粉系なのか畜肉系なのが分からない、大まかな直方体型にまとめられた謎の食べ物も登場する。南斗水鳥拳のレイの登場シーンでは「ズシッ」という擬音が当てられており、それなりの重さがあるようだ。
今回の「北斗の堅（けん）」は、中身に北九州名物で非常に硬くて有名な「くろがね堅パン」を使用し、ココア味のくろがね堅パンが5枚入り個包装で4袋入った缶入りの非常食。劇中の「食料」を模したアイテムではないが、代わりに5年間保存可能という実用性を備えている。
同アイテムは応援購入サービスMakuake（マクアケ）において、2023年5月25日～7月9日まで応援購入プロジェクトとして公開された。
アニメージュプラスでもこのプロジェクト開始の際に一度、記事化している。
プロジェクト期間中、X（旧Twitter）の公式アカウントでは数千のフォロワーに支持を受け、プロジェクトとしては目標に対して513%達成と大成功を収めたという。
個包装には北斗神拳伝承者候補のケンシロウ、ラオウ、トキ、ジャギの北斗四兄弟がそれぞれ備蓄について言及しており、また缶にはケンシロウの力強い北斗百裂拳パッケージとすることで、どんなに困難で、世界が荒廃するような非常時であっても勇気、希望を得られる非常食だ。光工業は「非常食を持つ動機は『災害に備えるために！』という危機意識であるべきでしょうか。当社はどんな動機であっても良いと考えています。その考えにより生まれた非常食が、2023年に40周年を迎えた『北斗の拳』とコラボレーションした缶入り非常食『世紀末保存食【北斗の堅（けん）】』です。中身に採用した北九州銘菓『堅パン』のしっかりとした噛み応えにより、数枚食べれば満腹感が得られ、非常時でも1つの缶で長い時間喫食することができます。『非常食なのにアゴが疲れるくらいに硬い』『なんでこんなに硬くしたんだ』と思わず声に出したくなる、そんなユニークな非常食を実現しました。『面白くてちょっと食べてみたい』という興味によって、非常食を持つきっかけになる商品となることを目指しています」とコメントしている。
缶の中には5枚1袋の個包装が4袋入っており、非常時に周りの人々と分け合えるようになっている。また、北斗四兄弟の力強いメッセージがあしらわれたデザインで、非常時でも勇気をもらえるようになっている。
くろがね堅パンの「くろがね」とは鉄を意味する言葉で、大正時代に官営八幡製鐵所（現在の日本製鉄九州製鉄所八幡地区）で生まれた菓子。官営八幡製鐵所が従業員の栄養補給を目的に厳選した原料と独自の製法により開発し、大量に作って長く保存できるように、水分を極力少なくしており鉄のように堅いという。現在はスピナ（福岡県北九州市）にて製造されている。
「北斗の堅」ではこの「くろがね堅パン」の姉妹品であり、堅くも優しい味わいの「くろがね堅パン スティックタイプ ココア味」を採用している。
世紀末を舞台にした『北斗の拳』の世界を現実の時間は追い越してしまった。
だが2011年には東日本大震災が起こり、2019年からは新型コロナウイルスの流行で急遽外出不能生活を強いられる局面も発生。21世紀になっても残念ながら非常食は重要な存在である。
折しも現実の大災害・関東大震災を契機とする9月1日の「防災の日」近辺である9月5日、「面白そう」「缶と袋をコレクションアイテムに」という理由でもかまわないので、「北斗の堅」をお手元に備えてみてはいかがだろうか。
原作漫画の絵を使った公式サイトのイラストも面白いので、そちらもチェックを！
＞＞＞これが缶の裏面か……！「北斗の堅」の画像を見る（画像9点）
（Ｃ）武論尊・原哲夫／コアミックス 1983 版権許諾証EM-203
アニメージュプラス編集部
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