• ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス』/INI髙塚、主題歌への想いを語る!
  • ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス』/INI髙塚、主題歌への想いを語る!
2023.09.07

ウクライナのアニメ映画『ストールンプリンセス』/INI髙塚、主題歌への想いを語る!

(C) 2018, SSVG EAST FUND INVESTMENT LIMITED (C) 2018, “ANIMAGRAD” LTD (C) 2018, Ukrainian State Film Agency (C) 『ストールンプ リンセス:キーウの王女とルスラン』製作委員会

東欧を代表するアニメーションスタジオ・Animagradが制作の、ウクライナ発のアニメーション映画『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』が日本初上映! 2023年9月6日に行われた完成披露上映会にて、本作の主題歌を担当したINI高塚や、吹き替えを務めた高橋李依、岡本信彦らキャスト陣が登壇した。

本作は騎士に憧れている俳優ルスランと王女ミラの身分違いの恋、そしてふたりが悪の魔法使いに立ち向かう姿を描くファンタジー・ラブストーリー。
Elles Films代表の粉川が、ウクライナの映画業界への貢献を目的にほぼ全財産を費やし日本上映権を購入した本作は、ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本初の映画館での上映作品となる。

全国規模の劇場公開と日本語吹替版の制作を目指して開始したクラウドファンディングでは、約700人もの人々の賛同を得ることができ、約950万円の資金が集まった。そして「少しでも日本の映画業界から出来ることを」という想いを共にし、日本語吹替版で主人公・ルスラン役に抜擢されたのは「PRODUCE 101 JAPAN SEASON2」から誕生したグローバルボーイズグループ・INI のメンバー高塚大夢。声優初挑戦でありながら、愛するミラを救うために不器用でも困難に立ち向かう主人公・ルスランを等身大に演じている。
また、ヒ ロインである王女ミラを演じるのは、『推しの子』で主要キャストのひとり・星野アイ役を演じて現在話題沸騰中の高橋李依。悪の魔法使い・チェルノモー ルに攫われてしまうも、ただ助けを待つだけではない強さを兼ね備えたヒロインに相応しい、力強くイキイキとした声を吹き込んでいる。
そして主演のふたりを取り巻く個性豊かなキャラクターの吹替を、岡本信彦・多田野曜平・森久保祥太郎・NON STYLE・別所哲也などが担当し、超豪華声優陣が参加する注目作となっている。

2023年9月6日には本作の完成披露上映会を実施。主役の吹替を務めたINIの高塚大夢をはじめ、高橋李依、岡本信彦、 NON STYLE井上裕介、工藤ディマが登壇した。
その上映会模様をレポートしていこう!

■演技に懸ける熱い思い
ウクライナ制作のアニメーション映画として、日本で初めて正式に劇場公開される作品となる本作。そんな本作に出演した想いを問われ、 主演の吹替を務めた高塚は「この映画と向き合ってみて、ウクライナという国の文化の素晴らしさや魅力をすごく感じました。この映画 が日本で上映されることにとても意義があると思いますし、少しでも多くの方に届けば良いなと思っております」とコメント。

さらに、声優初挑戦であることについて、実はとても緊張していたとのことで、「収録の当日ギリギリまで台本を離せず、心臓がドキドキしていて大変でした。でも良いものになったのではないかと思います」と振り返り、会場では拍手が湧き上がった。
ヒロイン役を務めた高橋も「ウクライナのアニメーションに触れるのが初めてで、構えていた自分が勿体無いと思うぐらいシンプルに楽しめる物語が詰まっていました。ウクライナの皆さんがどれだけアニメが好きか伝わってくる映像表現ばかりで、それを届けるお手伝いができたらと思った」と振り返った。

さらに、ウクライナのキーウ出身で、本作で映像デビューとなる俳優・工藤ディマも、収録時も今も緊張を隠せなかったと明かし「日本語をまだまだ磨かないといけない部分がたくさんある中で、初めてのこのような機会をいただけてとても嬉しかったです」と素直な気持ちを明かした。

そんな声優初挑戦の高塚と工藤の声の演技を受けて、劇中で高塚演じる主人公の親友を演じた岡本は「おふたりに共通しているのはピュアな部分ですよね」とコメント。声優初挑戦でたくさんのセリフがあるキャラクターを演じ切った高塚を労いつつ、「ピュアで全力な姿勢って、その時にしか出ない輝きがあると思うので、そこがルスランにも象徴的に映し出されていた気がしました」と高塚の演技を絶賛。
さらに、NON STYLE井上が、収録の後半に高塚の演技がだんだん良くなってきたことから、一度収録した前半パートも撮り直したという高塚の熱量を表すエピソードを披露。また、「NON STYLEのシーンはピッタリ1時間で終わったよ!」と会場の笑いを誘った。

☆完成披露上映会の様子や作品場面写真を見る(写真17点)>>>

※高塚大夢の「高」は「はしごだか」が正しい表記。
(C) 2018, SSVG EAST FUND INVESTMENT LIMITED (C) 2018, “ANIMAGRAD” LTD (C) 2018, Ukrainian State Film Agency (C) 『ストールンプ リンセス:キーウの王女とルスラン』製作委員会

アニメージュプラス編集部

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