• 『治癒魔法の間違った使い方』坂田将吾×田中敦子の師弟演技は本物?
  • 『治癒魔法の間違った使い方』坂田将吾×田中敦子の師弟演技は本物?
2023.10.17

『治癒魔法の間違った使い方』坂田将吾×田中敦子の師弟演技は本物?

(C)くろかた/MFブックス/「治癒魔法の間違った使い方」製作委員会

常識破りの “回復要員” が繰り広げるドタバタ異世界ファンタジー『治癒魔法の間違った使い方 ~戦場を駆ける回復要員~』がTVアニメ化決定!
クラスメイトの異世界召喚に巻き込まれた平凡な高校生・兎里健(ウサト)は、レアな “治癒魔法” の適性を持っていたことから、救命団団長・ローズに強制的に救命団に加入させられてしまう。そこでウサトを待っていたのは、治癒魔法の間違った使い方を駆使した地獄の特訓だった……。

多彩な魅力にあふれる本作を支える師弟コンビ、ウサト役・坂田将吾さんとローズ役・田中敦子さんに、作品やキャラクターの見どころなどをうかがった。
▲(左より)リングル王国へ召喚されたごく普通の高校生・ウサト(兎里 健)、リングル王国救命団の団長・ローズ

──まず、この作品に触れた時の感想からお聞かせください。

坂田 オーディションの際にコミックを読ませていただいたのですが、熱いストーリーが進んでいくのに全体的にコメディテイストなのがすごく面白くて。「こういう異世界召喚ものもあるんだ!」と、ケラケラ笑いながら楽しく読ませていただきました。

田中 台本を読んだ時に、とてもファンタジックでありながら私たちの現実世界とすごくリンクする描写がたくさんあったことが印象に残りました。戦争がすぐ間近にある空気のリアルさも含めて、ちょっと不思議な感覚を持ちました。

──演じられているウサトとローズの印象はいかがでしょうか。例えば、自分と似ている部分などありますか?

坂田 ウサトは捉えどころの難しいキャラクターで、シチュエーションによってコロコロと雰囲気が変わるので「こういう声で」という基準がなかなか思い浮かばなかったんです。
なので、笑える場面では面白い演技に極振りを、怒る場面ではブチ切れた演技に極振りを、といった具合に、物語の展開に負けないようにどれだけセリフで工夫出来るかということを考えながら演じていました。
自分と似ているところは負けず嫌いなのと、根っこが体育会系なところかな(笑)。

田中 ローズは強いだけでなく、熱さとクールさが同居している女性ですね。ウサトを熱心に鍛えながらも、その態度や表情には暑苦しさを感じさせないところがカッコいいし、素敵だなって思いました。
肉体的な部分では、ローズとは真逆ですね(笑)。とはいえ、「絶対に負けないぞ!」という気が強いところなんかは私とよく似ているかもしれません。

──アフレコ時に、監督や音響監督から何かディレクションなどはありましたか?

坂田 学生生活の場面では「もうちょっと年齢感を下げてほしい」とディレクションいただきました。まだ特訓前ということで高校生の可愛い感じが足りなかったようで、そこは気を付けました。
あとコメディ要素も強い作品なので、最初は普通のシーンもコメディテイストで演じようとしたのですが、「コメディシーンを引き立てるために、他は普通に演じてください」と指示いただき、しっかりメリハリを付けるよう取り組みました。

田中 私は「もっとローズはウサトに対して強く出ていいし、優しさはいらない」と、ずっと言われていましたね。自分としてはそうしているつもりだったんですが全然足りなかったようです(笑)。なので、毎回「もっと強く!」「もっと冷血に!」を意識しました。

(C)くろかた/MFブックス/「治癒魔法の間違った使い方」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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