• 【カウボーイビバップ】貴重な資料やフォトスポットでクールな世界観に浸る25周年記念展
  • 【カウボーイビバップ】貴重な資料やフォトスポットでクールな世界観に浸る25周年記念展
2023.10.27

【カウボーイビバップ】貴重な資料やフォトスポットでクールな世界観に浸る25周年記念展

(C)サンライズ (C)サンライズ・ボンズ・バンダイビジュアル

「サンライズアニバーサリーツアーズin渋谷」第3弾として、TVシリーズ放送25周年を迎えた『カウボーイビバップ』の展示イベントが10月27日(金)より11月19日(日)まで東京・渋谷の西武渋谷店モヴィーダ館=特設会場にて開催される。開催前日に行われた内覧会の様子から、その展示内容をお伝えしよう。

1998年に放送された本作は、粋な台詞と痛快なアクションで魅せるハードボイルド風味のSFアニメ。物語の舞台は[位相差空間ゲート]によって短時間で惑星間を航行できるようになり宇宙時代を迎えた未来の太陽系では、賞金の掛かった犯罪者を追って宇宙を飛び回る、通称“カウボーイ”と呼ばれる賞金稼ぎが存在していた。
おんぼろ宇宙船「ビバップ号」に乗りこむカウボーイ・スパイクとジェットは、関わる案件の中で巡り合った二人と一匹――莫大な借金を背負う謎の女フェイ、野生児のような天才ハッカーのエド、人間並みの知能を持つデータ犬アイと奇妙な共同生活を送ることになる。

渡辺信一郎監督によるオフビート感あふれる作品世界――スタイリッシュなデザインワークスと映像、タイトルの「ビバップ」という言葉どおりエピソードごとに様々なジャンルのテイストを楽しめるシリーズ展開や、菅野よう子が手がけたジャズを中心にしたミクスチャー感覚あふれるサウンドトラックなどは大きな熱狂を生み出し、2001年には劇場用オリジナル作品『カウボーイビバップ/天国の扉』も公開されるなど、今なお世界中のアニメファンに愛され続ける名作である。

会場の入口手前では、マグショットを撮られているスパイクたちのフォトスポットがお出迎え! その奥には、渡辺監督ほかスタッフ・キャストによる直筆色紙が飾られており、早くもワクワクが止まらなくなる。

展示内容は主要キャラクターたちの【過去】と【未来】に焦点を当て、様々な形で『カウボーイビバップ』の世界を追体験することができる。まずパネル類では、豊富な場面カットやテキストでTVシリーズ・劇場版のエピソードやゲストキャラなどを紹介しながら、作品の多様な魅力に迫っていく。
他にもレイアウトや原画、セル画やAR台本などといった貴重な資料が展示されており、ファンにとってはまさに眼福の空間となっている。


そして、意匠を凝らしたフォトスポットも本展示の注目ポイント。遊び心をくすぐるシチュエーションセレクトも、ファンには嬉しい限り。ここは恥ずかしがらず、キャラクターになりきって写真を撮りまくった方が勝ち!
▲思わず肉の入ってないチンジャオロースが食べたくなる?ビバップ号内部のセット

▲賞金首紹介番組「BIGSHOT」のセット背景も
▲「REAL FOLK BLUES」ED映像に登場する、スパイクが佇むベンチも! 実に渋いセレクトだ

そして、会場内にはオーディオビジュアルブランド「AVIOT(アビオット)」製作による、全長約3メートル/全幅2.6メートルのビッグスケールで再現されたスパイクの愛機「ソードフィッシュII」も展示されている。
メカニカルデザインを担当した山根公利が監修を担当し、細部まで徹底的にこだわったその出来栄えはぜひ現地で確かめてほしい。「AVIOT」と『カウボーイビバップ』とのコラボ企画はこの他にも進行中とのことで、さらなる展開が楽しみだ。

展示を観終えた後は、物販コーナーもチェック。本展示のオリジナルグッズや関連グッズがギュギュっと詰まった様子を眺めているだけでも、思わず財布の紐が緩んでしまいそうだ。

一人でじっくり観るも良し、友達と一緒に盛り上がりながら観るも良し。25年の時を経てなお、ファンの心を捉え続ける『カウボーイビバップ』の魅力の秘密を知りたいなら、ぜひ足を運んでほしい。

>>>どっぷりと作品世界に入り込む!カウボーイビバップ25周年記念展の展示内容をチェック!(写真15点)

(C)サンライズ (C)サンライズ・ボンズ・バンダイビジュアル

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事