• 本日から【ウルトラセブン】55周年記念写真展! 館内風景&展示写真一部公開
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2023.10.27

本日から【ウルトラセブン】55周年記念写真展! 館内風景&展示写真一部公開

(C)円谷プロ/撮影:中西学

特撮TV番組『ウルトラセブン』55周年を記念した写真家・中西学氏による写真展「55 years of ULTRASEVEN Inheritance」が2023年10月27日(金)から富士フイルムフォトサロン東京スペース2で開催。55年前の中判フィルムカメラと最新式の中判デジタルカメラによる55枚の写真が展示される。写真集をはじめ、カレンダー、Tシャツ、パーカーなどのフォトグッズも会場限定で登場する。
今回はその見どころをご紹介しよう。

『ウルトラセブン』は1967年の特撮TV番組。2022年に55周年を迎え、今年も周年企画が継続中である。
M78星雲の恒点観測員340号が、地球人のモロボシ・ダンに姿を変えてウルトラ警備隊に入隊。いざという時にはウルトラセブンの姿に戻り、宇宙の侵略者から地球を守るため戦う物語だ。
色褪せない先進的な造形と普遍的で重厚な物語、そして怪獣のみならず知的な異星人たちの登場など、今なおウルトラシリーズ最高傑作との評価も高い。
ウルトラヒーローとしてのウルトラセブンはその後のシリーズにも度々参戦し、世代を超えて冷めやらない人気を誇っている。2022年のTV特番『全ウルトラマン大投票』ではウルトラヒーロー部門2位であった。

中西学は岡山県出身の写真家。一般企業に勤めながら、独学で写真&動画を始める。
フリーランス転向後、2011年からは個展も開催。いち早くドローン技術を取り入れ、日本の絶景写真を撮り始める。
2022年にはNetflixで展開中のULTRAMAN写真展「Inheritance」を開催、翌年2023年春には劇場版グリッドマン・ユニバース写真展開催。

写真展「55 years of ULTRASEVEN Inheritance」は2023年10月27日(金)から富士フイルムフォトサロン東京スペース2で開催。
六本木駅から好アクセスの会場で、ウルトラセブンと共に55枚の迫力ある写真が待ち構えている

特撮シーンを彷彿とさせる作品の数々、まるで映像の世界から飛び出したような一瞬がシャッターに収められている。

最新のLEDライトや画像生成AIを駆使して撮影したウルトラセブンの新たな表情が堪能できる。

撮影には近年の円谷プロダクション作品を代表するスーツアクターである岩田栄慶が抜擢され、アクションコーディネーターには本人もアクターとして長年活躍していた岡野弘之が担当。
映像の臨場感が伝わる特撮ファンにも堪らない躍動感溢れる作品が仕上がっている。

今回の写真展では中西氏が円谷プロダクション監修のもと、55年前の特撮シーンを再現している。
55年前に富士フイルムが発売した中判フィルムカメラ「フジカ G690」と、ラージフォーマットセンサーを採用した最新のミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM GFX100II」で撮影した写真を55枚の大迫力の高画質プリントにして展示する。最新のLEDライトや画像生成AIを駆使した表現も見応え十分だ。

なお「中判フィルムカメラ」とは、通常の35ミリフィルムより大きい「120フィルム」を使ったプロユースのカメラ。「FUJIFILM GFX100II」は「中判デジタルカメラ」としてプロ&ハイアマチュア向けに開発された同シリーズのフラグシップモデルである。

中西氏は同展に関して「55年前のヒーローを、『フジカ G690』と、フィルムシミュレーション『REALA ACE』が搭載された『FUJIFILM GFX100II』を用いて撮影しました。写真展会場には、スーツも展示するなど、55年の歴史を凝縮した会場で『ウルトラセブン』の魅力をぜひ味わってほしいと思います」とコメントしている。

企画はデジタルカメラマガジン編集部。
会場限定で発売する写真集をはじめ、カレンダー、Tシャツ、パーカーなどのフォトグッズも数多く用意されている、

当時の資料などを見る展覧会はもちろん価値があるが、現行のスーツを撮影した、いわば「今も現役のヒーローとしてのウルトラセブン」に迫る写真群も、新たなセブンの魅力を描き出すのではないだろうか。

入場は無料。会期は2023年11月9日(木)までとなっている。

>>>写真も!「55 years of ULTRASEVEN Inheritance」の画像を見る(画像14点)

(C)円谷プロ/撮影:中西学

アニメージュプラス編集部

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