• 『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』は同窓会のようだった!
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2023.11.29

『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』は同窓会のようだった!

(C)円谷プロ

11月25日(土)と26日(日)に開催された『TSUBURAYA CONVENTION 2023』。様々なトークイベントや物販イベントに多くの人が訪れ、東京ドームシティがウルトラ色に染まった2日間だった。
ここでは25日(土)に東京ドームホテル天空で開催された『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』をレポートする。

『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』は、昨年10月よりスタートした『ウルトラセブン55周年プロジェクト』の集大成となるイベント。ウルトラセブン/モロボシ ダンを演じた森次晃嗣をはじめ、友里アンヌ役のひし美ゆり子、フルハシ隊員役の毒蝮三太夫、アマギ隊員役の古谷敏と、ウルトラ警備隊が大集合。MCには、『ウルトラセブン』予告編のナレーションを担当した声優の関智一、ジャグラス ジャグラー役でお馴染み、俳優の青柳尊哉が務めた。

>>>『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』ステージの様子を見る(写真9点)

MCのお二人に呼び込まれ、最初に登場したのは森次さん。
「昨年の東京映画祭から始まって、須賀川も行きましたし、北海道も。映画祭でレッドカーペットを歩いたのは感動しましたね」
と『ウルトラセブン55周年プロジェクト』の想いを語っていると、バックでザワザワ! 待ちきれない皆さんの声。

ということで皆さんを呼び込み、トークショーが始まった。

最初の質問は、『ウルトラセブン』のオファーが来たときの感想。

毒蝮「最初に『ウルトラマン』でオファーされたときは、こんなに人気が出るとは思わなかったし、オレンジ色の服を着て外を歩くのが嫌だった。だからみんな上にレインコートを着たり理てたけど、『ウルトラセブン』になって、衣装が全く変わって、ポインターがすごくかっこよかった。よく故障して押したけど(笑)。」

ひし美「私は何をやるのか知らないで、円谷プロの本社に行ったの。森次さんとは2回目の共演だったので、またか(笑)って」

森次「僕が24歳でひし美くんは20歳。僕は撮影所まで電車を乗り継いで行ってたのに、ひし美くんはタクシーで来てたの。お金持ちだったよね」

古谷「『ウルトラマン』が終わって、すぐに次の企画では隊員役と聞きました。うれしかったです」

とコメント。久しぶりに会ったという方もいたようだが、4人ともそれぞれのキャラクター通りの掛け合いで、会場は笑いと拍手が絶えなかった。

第1話ダンが登場するシーンの森次さんが本当にかっこよかった、と語ったのは毒蝮さん。
そんな毒蝮さんはお酒の飲みすぎでセリフが言えず、森次さんが代わりにセリフを言った話や、撮影現場のお弁当や、たまにスタッフが用意してくれる豚汁の炊き出しが暖かかった話など、50年以上前の出来事を、つい最近の出来事を話すかのように臨場感たっぷりに語ってくれた。

次は森次さんによる名場面再現コーナー!
『ウルトラセブン』最終回「史上最大の侵略」のシーンを、森次さんが生で再現してくれた。
「西の空に、明けの明星が輝くころ、一つのひかりが宇宙へ飛んでいく、それは僕なんだよ、さよならアンヌ、そして今日来てくれた皆さん、また逢う日を楽しみにしています・・・デュワー!」

変身するとウルトラセブンが登場! パンドンとのバトルが始まった!
アイスラッガーを駆使しウルトラセブンが勝利!

巻き起こる拍手の中、ゲストからのメッセージで幕を閉じた。

古谷「だいぶ長い3分間でした。これからM78星雲に帰ります。皆さんありがとうございました」

毒蝮「55年経ってこんなに元気でいられるとは思っていませんでした。これからもっと長生きしていきます。円谷プロがあるのも円谷英二という人がいたから。『ウルトラマン』を作り『ウルトラセブン』を作ってきた円谷さんがよく言ってました。『地球は地球人で守れ』。地球をもっと大事にしたいと思います。みなさん、ありがとうございました。」

ひし美「みなさまありがとうございました。60周年まで頑張ります」

森次「今日は本当にありがとうございます。ウルトラ警備隊の仲間に合ったのも久しぶりですが、会うと当時に戻りますね。本当に懐かしい同窓会のような感覚でした。最後に皆さんも一緒に! 1、2、3、デュワーーー!」

『ウルトラセブン55thグランドフィナーレ』は、12月3日(日)まで見逃し配信中。ぜひこちらもチェック!

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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