• 【鬼滅の刃】二度目なのに、まさか劇場上映で涙するとは【レビュー】
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2024.02.09

【鬼滅の刃】二度目なのに、まさか劇場上映で涙するとは【レビュー】

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が2月2日(金)から劇場で上映されている。

すでにテレビ放送で観ていた前シリーズ「刀鍛冶の里編」第十一話だが、「鬼を斬るか、禰豆子を守るか」の二択を迫られた炭治郎の苦悩や兄妹愛に目頭が熱くなった。
物語が素晴らしいのはもちろんのこと、劇場上映ならではの迫力ある映像と、劇場全体に鳴り響く音楽と声、それらが身体に響き渡り感情が高まる。

『鬼滅の刃』のアニメは、劇場で観る価値がある。
前回「『鬼滅の刃』上弦集結、そして刀鍛冶の里へ」の上映で感じたことだが、今作も素晴らしい体験ができた。

本上映は、「刀鍛冶の里編」第十一話の劇場初上映に加え、鬼舞辻無惨との決戦に向けての覚悟を固めながら、各柱を巡る“柱稽古”で自身の能力の限界を超えようと足掻く炭治郎や善逸、伊之助をはじめとした鬼殺隊の姿を描く「柱稽古編」の第一話が同時に上映される。第一話は1時間スペシャルなので見応えもある。

気になる「柱稽古編」のオープニング主題歌はMY FIRST STORYとHIDEがコラボレーションした「夢幻」。
また『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』のスペシャルエンディングとなる、MAN WITH A MISSION×miletと椎名豪の最強コラボによる「勝利の鳴動 ~絆ノ奇跡 & 竈門禰豆子のうたREMIX~」が作品を盛り上げてくれる。

劇場上映される映像は、映画館のスクリーンに合わせて全編4Kアップコンバートされたもの、音楽も映画館用に合わせて最適化が図られるなど、劇場鑑賞ならではの大迫力の音と映像が楽しめる。

この最強の環境で楽しむことができるとっておきの機会に、全身で『鬼滅の刃』を味わってみてはいかがだろう。



※ 禰豆子の「禰」は「ネ+爾」が正しい表記

櫻井靖之

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