• 「怖い」けど「おしゃれ」!伊藤潤二の【ホラー】漫画がハンカチに!
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2024.02.07

「怖い」けど「おしゃれ」!伊藤潤二の【ホラー】漫画がハンカチに!

(C)ジェイアイ/朝日新聞出版

日本ホラー漫画界の巨匠、伊藤潤二の漫画がハンカチ『マンガチ』になって登場する。本日2月7日(水)から2月20日(火)まで予約を受付する。通常発売は4月27日(土)からとなる。

日本のホラー漫画界を牽引し、世界中にファンを持つ伊藤潤二。2024年4月27日(土)より、初の大型原画展が世田谷文学館(所在地:東京都世田谷区南烏山)で開催される。原画展はその後全国巡回予定で、皮切りとなる世田谷文学館の展示スタートにあわせ、漫画の名場面や人気キャラクターをプリントした4種類のハンカチが登場する。

ハンカチ全4種類を、ハンカチ専門店「H TOKYO」を展開するオールドファッションが製作。オールドファッションは、漫画をモチーフとしたハンカチのシリーズ「マンガチ(MANGACHIEF)」を製作しており、これまでに高橋留美子、松本大洋、吉田戦車と日本が世界に誇る漫画の文化をハンカチにデザインして発表してきた(現在は3名の作家のハンカチの販売は終了)。

プリントや縫製はすべて国内工場で行い、繊細な筆致までも見える細かなプリントを施したハンカチは、いずれもファンにはたまらない仕上がりとなっている。今回は暗闇で光る蓄光プリントのハンカチもある。

企画生産を担当したスタッフたちのこだわりを紹介。

「Tomie」は魔性の美少女・富江を主人公とした連作シリーズから、名場面を抜き出したハンカチ。何度惨殺されても蘇り、増殖する姿は時に「異形の美」さえもたたえている。
配色は漫画雑誌をイメージ。伊藤潤二がデビューから数多くの作品を発表した『月刊ハロウィン』がホラーオカルト少女漫画雑誌だったことが由来で、コマのレイアウトにも心血を注いだ。右最上と左最下のコマは、『ある集団』という作品の見開きページ最右と左最下のコマ。雑誌や単行本が売れない昨今、漫画を紙で、見開きで読む楽しさがなくならないように、という願いを込めた。
※伊藤潤二が活躍した『月刊ハロウィン』は現在休刊。

「Characters」は『伊藤潤二傑作集』に収められた珠玉の作品より、個性的なキャラクターたちを切り取り再構成した名場面コレクション。
2022年に漫画家35周年を迎えた伊藤潤二が、2024年に初めての大型原画展を開催。ハンカチがその記念すべき原画展初日発売ということもあり、デビューから今に至るまで伊藤潤二の漫画家人生の足跡を辿れるハンカチをつくりたいと考えた。
数えきれない名作たちから何を選ぶのか。かなり迷ったものの、2023年に発売された『不気味の穴』という、自伝的な体裁をとりながら創作について掘り下げた内容の本を頼りに、『富江』『死人の恋わずらい』『首のない彫刻』『サイレンの村』『うめく排水管』『首吊り気球』『路地裏』『双一』の名場面を選んだ。

「Gallon」は、双一の呪いにより様子がおかしくなっていく猫のコロン。『双一の愛玩動物(2006)』より名場面を集め、蓄光プリントが暗闇で怪しく発光するハンカチ。
52㎝角の大判のハンカチは「呪い」をテーマにしており、双一が「呪いあれ〜」と言葉を放つコマを入れたのがポイント。色も呪いをイメージし、白黒の潔い配色だ。

「Gallon_pile」(左)は『双一の愛玩動物(2006)』より、クライマックス場面をビビッドな配色と蓄光プリントで表現。裏地がパイル地となっておりカジュアルで使いやすいタオルハンカチ。

ハンカチ4種類は、オールドファッションの直営オンラインストアで1次予約を2024年2月20日(火)まで受け付けている。通常発売は原画展示初日の2024年4月27日(土)、オールドファッション直営店のH TOKYO、OLD-FASHIONED STORE、および直営オンラインストア、そして世田谷文学館1階ミュージアムショップにて販売する。

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アニメージュプラス編集部

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