• 『サイボーグ009』舞台化! 製作発表記者会見オフィシャルレポート
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2024.03.27

『サイボーグ009』舞台化! 製作発表記者会見オフィシャルレポート

(C)石森プロ (C)舞台「サイボーグ009」製作委員会 撮影:財津裕也

石ノ森章太郎のSF漫画作品『サイボーグ009』誕生60周年を記念して初の舞台化が行われる。2024年3月25日(月)に同作の「製作発表記者会見」が実施され、原作を管理する石森プロと演出の植木豪、主演の七海ひろきのトークに加え、出演キャストによるスペシャルパフォーマンスなどが行われた。ここではそのオフィシャルレポートをお届けしよう。

『サイボーグ009』は漫画家・石森章太郎の代表作の1つ。
世界中に戦争を引き起こし、兵器を売りつける謎の組織「黒い幽霊団(ブラック・ゴースト)」に誘拐され、最強の兵士=兵器であるサイボーグに改造されてしまった少年・島村ジョー。彼は世界各地から集められ、同じように改造された8人のサイボーグ戦士達とともに反旗を翻し、襲い来る黒い幽霊団の刺客に立ち向かう。
原作は1967年の『週刊少年キング』での連載を皮切りに、少年誌・青年誌・少女誌に断続的に連載・読み切り掲載された。また、複数回アニメ化されている。
今回の製作発表記者会見は、舞台『サイボーグ009』公式YouTubeチャンネルで全世界同時生配信。
多くの視聴者と取材陣が見守る中、気になる舞台の詳細が生配信で明かされた。
冒頭、初公開となる七海ひろき(以降、七海)出演の公演スポット映像から製作発表記者会見はスタート。公演スポット映像で期待感が高まった中、主演の七海、演出の植木豪(以降、植木)、そして原作の石森プロよりライセンス部部長、及川美香(以降、及川)が登場し、本作に関するトークを展開。

こちらのトークでは、まず、七海が島村ジョー役に抜擢された経緯、そして「サイボーグ009」誕生60周年のアンバサダーに就任した理由について、及川は、七海の持つ凛とした立ち姿や、伸びやかな動き、そして憂いのある眼差しが「島村ジョー」という人物を形どる上で必要な要素であり、少年っぽさの雰囲気の中にある儚さが魅力と語る。
これに植木も大きく賛同し、撮影時の様子を明かした。エピソードは配信を確認してほしいが、兎にも角にも七海の「島村ジョー」は誰が見ても、納得の仕上がりとなっていることは間違いない。
そしてトークショー内ではメインビジュアル及びキャラクタービジュアルを初公開!
原作ベースのものもあれば、現代のアレンジが加えられたものもある各衣装のビジュアルは、原作ファンはもちろんのこと、舞台ファンやアニメファンなどの心も揺さぶるものになっている。
また、舞台のビジュアルと原作のイラストを使用した来場者特典や、毎公演行われる全公演アフターイベントについても発表となった。
全公演アフターイベントは、撮影可能なスペシャルカーテンコール・アフターカーテンコール、009/島村ジョー(七海ひろき)オンリーカーテンコールやアフタートークショーと盛り沢山な内容となっている。
トークショーの後には「サイボーグ戦士」8名と「BG SOLDIERS」によるスペシャルパフォーマンスが行われ、映像とアクションを融合した圧巻のパフォーマンスで、視聴者と報道陣を舞台『サイボーグ009』の世界に一気に引き込み、魅了した。

演出を務める植木が年単位で構想を重ね、その世界観を書き起こす脚本の亀田真二郎。
日本の舞台演劇を牽引する二人のタッグに加え、七海をはじめとした出演キャスト、そしてスタッフ全員が結束して、石森章太郎による名作『サイボーグ009』に挑む。
多くの人に愛され続けてきた名作を、舞台ならではの特別な演出で届ける舞台『サイボーグ009』。
ぜひ劇場で実際に体感していただきたい。

なお製作発表記者会見の動画は、Youtubeでアーカイブ視聴が可能となっている。

>>>舞台『サイボーグ009』製作発表記者会見の様子やキャラクタービジュアルを見る(画像24点)

※石ノ森章太郎の「ノ」の字は、約60%縮小が正式表記。
(C)石森プロ (C)舞台「サイボーグ009」製作委員会
撮影:財津裕也

アニメージュプラス編集部

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