• 【シージェッター海斗】三代目水上バイクでさらにパワーアップ!
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2024.08.13

【シージェッター海斗】三代目水上バイクでさらにパワーアップ!

シージェッター海斗を中心に街づくりまんぼうの木村社長(左)、ヤマハ発動機の吉田事業推進部長。

7月21日、宮城県石巻市の石ノ森萬画館において、ヤマハ発動機より、同萬画館から生まれたスーパーヒーロー “シージェッター海斗” の操る新しい水上オートバイ「イスラスタ号」の贈呈式が行われた。そして萬画館の隣を流れる旧北上川で、新しいイスラスタ号を使用した水上ショーも行われた。

『シージェッター海斗』は、海底に住むウミナリ族と地上に住む人間(ウミナリ族には「ジバシリ族」と呼ばれている)との間に生まれた少年・鳴海光真を主人公に、ウミナリ族を統治しているヒメラニアン帝国・皇帝オクターノルとの戦いを描いている。

今回の寄贈はシージェッター海斗の20周年を記念して行ったもの。イスラスタ号を制作したヤマハ発動機とシージェッター海斗との関わりは、今から11年前の2013年。東日本大震災で初代イスラスタ号が流失したことを聞きつけ、復興の一助になればとの願いから二代目となるイスラスタ号を寄贈したことが始まり。

石ノ森萬画館指定管理会社の街づくりまんぼう 代表取締役の木村仁は「水が怖い、水から離れたい、そんなムードが覆っていた時期でしたが、石巻は旧北上川と海で栄えてきた町なんです。これからも水辺で暮らしていきたい、少しでも地域の人々に水辺に集まってもらいたいと願って、全国的に希な水上ショーを続けてきました。おかげさまで注目され、今も町の活性化に寄与しています」と語る。

ヤマハ発動機マリン事業本部国内事業推進部長の吉田竜也は、「昨今の水上オートバイの市場環境は厳しいという現実があります。そのなかで、こうしたショーを通じて子どもたちに水上オートバイを好きになってもらえれば嬉しい」という願いを語る。

また贈呈式では「ウミナリ族(海斗と敵対する怪人たち)との闘いの中で、海斗も、よりパワーアップが必要だと感じてきました。おじさんたちは水上オートバイの専門家なので一生懸命新しいイスラスタ号を研究してきました。11年もかかりましたが、やっと完成したので、持ってきました。きょうは新しいイスラスタでの初めての闘いとなります。みんなの応援がより海斗を強くすることと思います」と挨拶。

石ノ森章太郎が生み出した仮面ライダーやキカイダーに夢中になった世代ということもあって、三代目イスラスタ号の活躍を心から願っている、とのこと。

寄贈された水上オートバイは、シリーズ最速のハイパフォーマンスマシンとして定評のある “GP SVHO” がベースとなっている。旧北上川で繰り広げられたスピード感溢れる水上ショーに、集まった観客からは大きな歓声があがっていた。

新たなイスラスタ号を迎えてパワーアップしたシージェッター海斗に会いに、そして迫力満点の水上ショーを観に、石ノ森萬画館を訪れてみては。

>>>イスラスタ号除幕式や水上ショーの様子(写真3点)

(C)石森プロ/街づくりまんぼう

アニメージュプラス編集部

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