• “4月22日”は『バーバパパの日』! 祝・生誕50周年
  • “4月22日”は『バーバパパの日』! 祝・生誕50周年
2020.03.18

“4月22日”は『バーバパパの日』! 祝・生誕50周年

生誕50周年を迎える『バーバパパ』



◆『バーバパパ』って?
『おばけのバーバパパ』は現在、世界40カ国以上で翻訳されている人気の絵本です。日本ではフランスで原書が発売されてから2年後の1972年に、山下明生さんの訳で刊行されました。以来、子どもたちに人気を博し、135万部を突破するロングセラー絵本となっています。

「バーバパパ(BARBAPAPA)」とはフランス語で「おじさんのひげ」「わたあめ」の意味。1969年、パリのカフェで偶然となりあったチゾンさんとテイラーさん。フランス語が話せなかったテイラーさんが、わたあめを欲しがる子どもたちをみて、紙ナプキンに描いたいたずら描きから、バーバパパが誕生したといわれています。(ふたりはのちに、夫婦となります!)

訳者の山下明生さんはこの絵本について、以下のように書かれています。

「ほぼ半世紀前、偕成社から届けられたバーバパパの見本には、英語と仏語の文章がついていました。アメリカ人のテイラーさんとフランス人のチゾンさんの共著なので、どちらも原本ということでした。まさかこれが、世界中の子どもに読まれる名著になるとは知らず、わたしは気楽に両者の文章のいいとこどりをし、タイトルも読者の気をひくよう、『おばけのバーバパパ』としたのでした。(中略)

以前、パリの版元をたずねたとき、「バーバパパは、日本版がいちばん元気だ」といわれ、誇らしい気持ちになりました。地球の自然環境が憂慮される今日、自然と動物を愛するこの優しいキャラクターは、ますます注目されることでしょう。」(ミリオンブック2020/株式会社 トーハン発行より)


◆“バーバパパ”の誕生のひみつ
さまざまなグッズが展開され、続編(以降は講談社刊)も刊行されている人気キャラクターですが、バーバパパがどのように誕生したかをご存知でしょうか。

偕成社が刊行する第1作『おばけのバーバパパ』には、その誕生のお話が描かれています。バーバパパは、実は土の中から生まれたのです! それは、男の子フランソワが、自分の家の庭で、花に水をやっているときでした。


すぐになかよしになったふたりですが、バーバパパは大きすぎて家を追い出されてしまい、どこにもいくところがありません。
けれども、体の形を自在に変えられるという特徴をつかって、その後、町の一大事時に大活躍。やがて、町の人気者となり、フランソワのおうちにも戻ってくることができました。

>>>バーバパパ50周年特設サイト


アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事