手塚治虫記念館では2020年10月23日(金)から2021年2月23日(祝)までの期間、カプコンの歴史を紐解く展示、さらに数々のカプコン作品を生み出したクリエイターと、『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『ブラック・ジャック』などの作品を生み出した手塚治虫の作品のコラボレーション展示を行う。
ビデオゲームを使った新たな形のスポーツとも称される “eスポーツ”。様々なゲームで世界大会が開催され、オリンピックの正式種目として採用される可能性があるなど、その盛り上がりは世界各国に広がっている。その発端となったゲームタイトルのひとつ『ストリートファイターⅡ』は、1991年にアーケードゲームとして登場した。
対戦格闘ゲームの草分け的存在『ストリートファイターⅡ』をはじめ、メタルボディのロボットが世界征服を企むDr.ワイリーに挑む横スクロールアクションゲーム『ロックマン』、3Dポリゴンを駆使し新たなアドベンチャーゲームの形となったサバイバルホラーゲーム『バイオハザード』、巨大なモンスターが生息する世界で仲間たちと共に狩猟をするアクションゲーム『モンスターハンター』など、これらすべての独創的なアイディアを満載したゲームを開発したのがカプコンだ。
今回の企画展でコラボするカプコンと手塚治虫という一見共通点の無さそうな二組だが、新たなモノを創造していくというフロンティア精神は、ゲーム・マンガというジャンルの垣根は違っても共通しているのではないだろうか。
メインのコラボレーション展示は、カプコンのクリエイターによる手塚治虫キャラクター、手塚プロダクションのクリエイターによるカプコンキャラクターを互いにイラストで描きおろしたもの。正に夢の競演ともいえる展示を是非楽しんでほしい。
展示内容詳細については、2020年10月中旬にリリース予定だ。
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