• 【GWにイッキ見しよう!】今だから味わいたい00年代個性派TVアニメ3選
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2021.05.02

【GWにイッキ見しよう!】今だから味わいたい00年代個性派TVアニメ3選

今だから味わいたい00年代個性派TVアニメ3選

ステイ・ホームのゴールデンウィークに突入し、「この機会に今まで観てなかったアニメをチェックしたい」そして「せっかくだから、ちょっとマニアックな作品にチャレンジしてみたい」と考えている人も多いのではないだろうか。
そんな人に向けて、今から約10〜20年前の「00年代」にTV放映されたTVアニメの中から、異彩を放つ3本のアニメオリジナル作品をご紹介しよう。

00年代は地方TV局や衛星放送、ケーブルTVなどアニメ放送媒体の増加や、DVDなどパッケージ売り上げの好調を受けての資本の流入などによって、アニメの製作本数が爆発的に増加した時期。
また、制作環境のデジタル化や3DCGなどの新しい技術が本格的に導入され、新しい環境でどんなアニメが作れるのか、さまざまな模索が行われてもいた。
そうした、時代背景から生まれたともいえる挑戦的な作品の数々をあらためて見返すことで、新しい発見もあるかもしれない。

01:巌窟王
【全24話/2004年10月〜2005年3月放送】
▲『巌窟王』DVD第1巻
タイトルからわかるとおり、アレクサンドル・デュマの古典『モンテ・クリスト伯』を原典にしつつ、SF的な世界観へと大胆にアレンジした作品だ。
謎の大富豪モンテ・クリスト伯=エドモン・ダンテスの復讐劇と、モンテ・クリスト伯の “ターゲット” となる、かつて彼を裏切った仲間の子息のアルベール少年の成長劇。
物語の2つの軸が複雑に絡まりながら、愛憎入り混じる人間ドラマが繰り広げられていく。
型破りなモンテ・クリスト伯に憧れ、惹かれていくアルベールと、アルベールを手玉に取りながら自身の復讐計画を遂行していくモンテ・クリスト伯のスリリングな関係が見どころだ。
そして、もうひとつの見どころは、デジタル技術を駆使した絢爛豪華な映像世界だ。
キャラクターの衣装等にテクスチャを張り込みつつ、あえてテクスチャは動かさずにキャラクターのみを動かすという手法を採用、他に類例を見ない独特の映像が生まれている……と、言葉で説明してもわかりづらいと思うので、やはりぜひ実際の映像を観てほしい。
3DCGIによる緻密な背景と相まって繰り広げられる、バロック的な映像に圧倒されるだろう。
そして、モンテ・クリスト伯の復讐の悲劇的結末とともに訪れる、アルベールの切なくも力強い成長——前衛的な表現によって描き出される、王道の物語を堪能してほしい。
企画・原案・キャラクター原案・監督は、『シン・エヴァンゲリオン劇場版』で監督を務めた前田真宏だ。
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アニメージュプラス編集部