• 豪華ミュージシャン多数参加!夏新番『Sonny Boy』ティザービジュアル到着
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2021.06.03

豪華ミュージシャン多数参加!夏新番『Sonny Boy』ティザービジュアル到着


参加アーティストのコメント

渡辺信一郎(音楽アドバイザー)
今回、夏目監督の要請で作品に合いそうなバンドやアーティストをいくつか紹介させてもらいました。
最終的に、なかなか面白いメンツが揃ったんじゃないかな?
ただ今回、最終的にアーティストを選んだのも、音楽の使い方を決めたのも夏目監督だし、彼のカラーが全開になった作品になりそうなんで、どんな作品になるのか楽しみにしてます。

落日飛車 Sunset Rollercoaster
我々にとって初めてのアニメの音楽制作でしたのでとても興奮しました。
今回特に興味深かったのは、音楽で劇中のキャラクターの内面の状態を表現すると言うことで、とても抽象的なプロセスでしたが、音楽そのものに立ち返って情緒的な表現を磨くべし、という我々にとって充実したチャレンジでした。
制作チームが我々に提供してくれた資料も申し分なく、我々が創作を始める時には方向性は明確になっており、それによってバンドは自由度の極めて高い創作を行うことができました。

我々は音楽が劇中のキャラクターの言葉では表現しきれない感情を伝えつつも、同時に落日飛車の音楽の特色を融合したものであることを意識しました。
今回は楽器は一発どりを採用して、曲を書き上げたその週には一気に録音を終えたのですが、このプロセスによって、ストーリーの中で目指すべき方向に常に向かっていくチャレンジ精神に満ちたその感情をかなり直感的に表現することができました。
人生は山頂に向かって険しい道路を歩んでいるまさにその時が面白く、その風景こそ美しく、神秘的なものなのです。

この作品に参加できてとても光栄です。
この作品から日本のアニメ界のプロ意識と情熱を体験したことはとても印象的でした。
この作品は、成長、自己実現、仲間を信頼することの物語で、それはバンドを続けることと同じことの様に思います。
皆さんが気に入ってくれたら嬉しいです。
【PROFILE】
2009年に台北にて結成。 2011年にアルバム『Bossa Nova』発表し、その年のSUMMER SONICに出演。その後数年間の活動休止を経て、2016年E.P『JINJI KIKKO』を発表、アーバンかつサイケでメロウな唯一無二の落日飛車的アジアンオリエンティッドロック(AOR)と評される。

VIDEOTAPEMUSIC
今回『Sonny Boy』に音楽で参加できたことはとても光栄に思います。
自分では制御できないほどの得体の知れないエネルギーを抱えたまま疾走する10代の夏の感覚がよみがえってきました。

作品やキャラクターの持つ躍動感をさらに増幅させられるようなフィジカルなエネルギー溢れる曲を目指そうと思いました。
荒れ狂う夏の嵐や、手に負えない猫や、人知を超えた巨大な植物のような、そんなイメージです。
自分のライブバンドのメンバーでもあるパーカッションの松井泉とギターの潮田雄一にも大いに暴れまわってもらいました。
ストーリーに引っ張られる感じで曲のテンションもいつもの5割増しくらいです!

自分の他にも大好きな(かつ一筋縄ではいかない感じの)ミュージシャンたちが多数参加しているので、どの回も映像と音楽の絡み含めとても見応えあるのではないかと思います。
自分も公開が楽しみです。
一緒に楽しみましょう!
【PROFILE】
ミュージシャンであり、映像ディレクター。地方都市のリサイクルショップや閉店したレンタルビデオショップなどで収集したVHS、実家の片隅に忘れられたホームビデオなど、古今東西さまざまなビデオテープをサンプリングして映像と音楽を同時に制作している。近年では様々な土地に行って録音されたフィールドレコーディング素材を用いた楽曲制作や、国内外のアーティストとのコラボレーションなども多く行なっている。VHSの映像とピアニカを使ってライブをするほか、MV制作、VJ、DJなど幅広く活動。映像ディレクターとしてはcero、CRAZY KEN BAND、坂本慎太郎など様々なアーティストの映像も手がける。映像と音を駆使しながら、時に熱く、時にメロウに、唯一無二のムードを持つエキゾチックなダンスミュージックを作り出している。

ザ・なつやすみバンド
アニメの楽曲制作は一つの夢でもあったので、非常に興奮しました!
自分担当話が、まさかの野球回であったことも、元中日ドラゴンズ応援団だった自分としましては、テンション爆上がり要員の一つでした!
一人でいる時、常に僕の脳は異世界にエスケープしているので、『Sonny Boy』の世界観を理解するのに、さほど時間はかかりませんでした。

オーシャニック815便が墜落した様な島で繰り広げられる、野球という戦い。
相手チームは猿という事で、即座にスーファミを押入れから引っ張り出し、スーパードンキーコングJrをプレイしました。
マウンドからバッターボックスの間には、きっと僕らには見えない世界が拡がっているはず。
外野席のラッパや太鼓のコダマを、ジャングルの咆哮とポリネシアンの鼓動に置き換える作業は、実際難航しました。
でも難航して行き着いたその先には無人島があり、僕は答えを見つけたのです。
そして、短い戦いの中に渦巻く熱意や青春を、ダンサブルでありながらも、戯曲の様な展開で魅せれたらとも思って作りました。
細かい尺の調整のやり取りをして、それが少しでも実現できたことを誇らしく思っています!

このアニメにおいては、様々なアーティストによって一話一話のために各曲が作られています。
しかも、極めてアーティストの自由度が高い環境で。
それは我々にとって、とてもありがたくやりがいのある事であるし、音楽家の「感性」がより作品の一部として反映され血や肉となる事実を本当の「クリエイティブ」と言わず何と言いましょうか。
そもそも「作品を作る」ことはこうで無くてはいけないとも思っています。
制作陣の方々の熱意と理解に敬意を表しつつ、完成された作品を観たいと思います。
皆さまも『Sonny Boy』一緒に楽しみましょう!(MC.sirafu/steelpan,trumpet etc.)

アニメの音楽を作るのは長年の夢だったのでとても嬉しかったです。
台本は面白くて夢中で読みました。読み終わった時、この作品のひとつのシーンに音楽をつけられることがすごく幸せだと思いました。
監督と一度打ち合わせをした時に感じた、静かに内側からゴーっと燃えている優しさを作品からも受け取って、大切に作りたいと思いました。

何度も台本を読んで、物語から滲み出てくる音をゆっくり拾ってゆこうと思いました。
私が作曲を担当した回は、当時自分の心に引っかかっていたことと少しリンクしていて曲を作ることでほどけていくような感覚があり、ほぼ泣きながら作っていました。
しんみりしながらも、登場人物達の心がもぞもぞと動き出すようなエモーショナルな場面なので映画みたいな壮大な曲にしたいなと思って、信頼しているサポートミュージシャンのみんなにもお願いして一緒にどかーんと演奏してもらいました。

きっとたくさんの人たちの心をざわつかせると思います。
私はもうあまり思い出せなくなっていたはるか昔の中学生時代に感じていた違和感とか恐怖とか希望とか、いろんな感情がまた新たに押し寄せてくるような、たまらない気持ちになりました。
是非観てください!私も楽しみにしています。(中川理沙/vocal,piano)
【PROFILE】
2008年4月「毎日が夏休みであれ!」という信念の元に結成。ピアノ、ベース、ドラムスにスティールパン、トランペットなども加わったアンサンブルはストレンジで癖になる唯一無二のサウンドを生み出している。2012年1stAlbum『TNB!』リリース。自主制作ながら好セールスを記録し、現在でもロングセールスを続け新たなファンを増やしている。

(C)Sonny Boy committee

アニメージュプラス編集部

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