• 『アーヤと魔女』ドルビーシネマで味わう【別体験】の映像&サウンド
  • 『アーヤと魔女』ドルビーシネマで味わう【別体験】の映像&サウンド
2021.08.26

『アーヤと魔女』ドルビーシネマで味わう【別体験】の映像&サウンド

(C)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli


また、音響に関しては、音響制作を担当した古城環氏いわく、「当初はTV放送を主体に制作したため、5.1chだったが、ドルビー用に改めて3日間かけてミックスをやり直した。基本的には5.1chと差がないようにしつつ、冒頭のカーチェイスやマンドレークの怒るシーンで、バンドの音全部をぐるぐる回したりと派手さの味付けをした」とのこと。
編集部も実際にドルビーシネマ版の『アーヤと魔女』を鑑賞したが、映像の美しさと没入感はもちろんのこと、音の動きというものが圧倒的で、映像に合わせて音が回る感覚を味わうことができた。今作は、劇中歌『Don't disturb me』をインドネシアで絶大な人気を誇る国民的スター、シェリナ・ムナフを歌手に、ギター亀本寛貴(GLIM SPANKY)、ベース髙野清宗(Mrs. GREEN APPLE)、そしてドラムをシシド・カフカが担当したことでも話題を呼んだが、その音楽の素晴らしさを更に全身で感じることが出来るようになっているのだ。

ドルビーシネマ版を観た宮崎吾朗監督も「ドルビーシネマ版の『アーヤと魔女』は、3DCGで頑張って作った甲斐があったと感動しました。こんなに細部まで色彩や明暗が美しく見えるなんて。アーヤとベラ・ヤーガのお肌が綺麗で素敵です。音響も含めて、もう一本の映画を観たような気持ちになりました」とコメントを寄せる今作。既にTV放送を観たという方も、全く違った体験を得られるドルビーシネマ版で『アーヤと魔女』を楽しんでみてはいかがだろうか?

(C)2020 NHK, NEP, Studio Ghibli

アニメージュプラス編集部

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