• 『ClariS』が全曲を語る! アルバム『Parfaitone』の魅力♪
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2022.04.06

『ClariS』が全曲を語る! アルバム『Parfaitone』の魅力♪

(C)SACRA MUSIC


◆新たに生み出された個性的な楽曲たち

――アルバムに収録される新曲についてもお伺いします。まずは『アイデンティティ』から。

クララ この楽曲はミディアムバラードで、いままでのClariSからも、つながりが見えるような楽曲になっています。歌詞に“恋をする毎日が”とあるように、恋をしている女の子の気持ちを描いている楽曲になっているんですが、恋だけじゃなくて大切な人を思い浮かべて聴いていただけるような楽曲だと思っています。それこそ私は、自分とカレンとの関係性も表している楽曲だなと感じてました。私たちって、すごく正反対のキャラクターなんです。性格や、得意不得意が真逆なんですが、正反対だからこそ補い合える部分や、ひとつのClariSを完成させられる部分があるんです。1番のBメロの“凸凹だからこそ助け合うことができる”という歌詞は、私たちそのままだなって! そこは掛け合いで、お互いに言い合っているような形で歌っているので、ふたりの関係性が見える、私たちClariSのことを伝えているような楽曲に仕上がっています。

カレン この楽曲を聴いたときに、ClariSに加入した当時の自分を思い出して、すごく歌詞が心に染みてきて……。なにもない状態で飛び込んで、不安な部分とか自信がない部分がたくさんありました。でも活動していく中で、ファンの方や、クララ、スタッフさんがすごく愛をくださったんです。助けてくださったり、いろいろ教えてくださったり……そういうことがあったからこそ、いまのカレンという人間ができています。私が、いまの自分を好きだなって思えるのは、いままで出会ってきた方々のおかげなんです。この曲を聴いたときに、いままで出会ってきた、これからも大切にしたいなと思える方々が頭に浮かぶような楽曲でした。

――ClariS自身のことも描いた歌詞になっているんですね。

クララ はい。そんな楽曲を作っていただきました。

――次は『新世界ビーナス』、これまでのClariSのイメージとは違う、スカっぽい曲ですね。

クララ ClariSとしては『ヒトリゴト』という楽曲もスカ調ですが、また違った感じで新しい楽曲に仕上がっています。実は4〜5年前にデモをいただいたときから、カレンとも「いつか歌いたいね」と話していたお気に入りの楽曲だったんです。その曲を今回のアルバムに収録できたというのも嬉しいです。

カレン そうなんです。実はずっと温めてきた楽曲なんです。その曲を、やっとお届けできるという喜びがありますね。

クララ なので、すごく楽しんでレコーディングをしました。曲調も楽しいアップテンポですが、歌詞も可愛らしい女の子の心情を描いているので、楽しく、そして可愛らしく。この歌詞の世界の女の子になった気持ちで歌いました。

カレン 主人公の女の子は、毎日がHappyで幸せなことが溢れてるんだろうなという歌詞で、歌ってると自然とノリノリになっちゃうし、笑顔になれる楽曲なんです。だから聴いてくださる方にも、私たちの笑顔が伝わるんじゃないかなって思います。

――これはライブで盛り上がりそうな楽曲ですね。

クララ そうですね。

カレン 声が出せるようなライブができるようになったら、どんな盛り上がりになるのか、いまから楽しみです。

――次は『瞳の中のローレライ』についてお願いします。

クララ なんと、GLAYのTAKUROさんに提供していただいた曲なんです。ロック調で、いままでのClariSから想像もできなかった楽曲に仕上がっていると思います。いままでロックというジャンルには挑戦してこなかったので、新たな扉を開くという感じで挑みました。楽曲をいただいたときは、私たちが歌ってどんな風に仕上がるのか、想像もつかなかったんですが、実際に歌うと新たな発見もたくさんありました。レコーディングでは模索しながら、試行錯誤しながら、でも楽しんで歌えたことが、私の中では大きかったですね。

カレン このロック曲は、サウンドのパンチ力に負けないように歌うというのが、ふたりの中での課題でした。歌い終わった後、いままで体感したことがない燃焼感を感じたんです。1曲で燃え尽きられるんだ、ということを知りました。TAKUROさんが書いてくださった歌詞は、ファンの方たちから見た私たちの姿なんじゃないかって思っています。歌詞の“謎が解けるこの瞬間”は、仮面を外した姿で皆さんにお会いしたことを表現してるのかな……とか、TAKUROさんの愛を感じました。TAKUROさんが私たちを思って歌詞を書いてくださったのが伝わってきたので、気持ちを込めて歌うことができたんだと思います。

――間奏のギターがすごいですね。

クララ 格好いいですよね。

カレン 歌う前にブースで、こういう気持ちで歌うんだっていう両手を広げているMVを見せていただいて! そんな気持ちで、心持ちで歌いました。

――これもライブが楽しみになる1曲ですね。

クララ 確かにそうですね。いまからドキドキするね。

カレン そうだよね。生披露するのはドキドキですけれど、楽しみです!

アニメージュプラス編集部

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