――13話までのエピソードの中で、特に好きなシーン・印象に残っているシーンがありましたら挙げていただけますでしょうか。楠木 私はどうしてもダイ=アモンが好きで(笑)。ダイ=アモン戦は激しいんですけれど、ちょっとコミカルなところもあって、観ていて楽しくてスカッとするんです。他にもものすごくいいシーンがいっぱいあるのですが、そこが特に頭から離れないです。
東山 話数によって結構印象が違うというか……前半のほうはいろんなキャラが出てきて、ヒロインたちのセクシーなお当番回があったりして、キャラクターを一人一人クローズアップしていきながら、後半はダーク・シュナイダーとネイの戦いがあって、すごく衝撃的な展開で一区切りになっています。
そんな中で、私は前半パートの敵キャラがすごく好きで。大畑伸太郎さんが1話で演じられていたオズボーンとか、2話で奈良徹さんが演じられていたケビダブとか……先輩方が生き生きとお芝居されている姿がとっても印象的だったんです。セリフひとつをとっても「こんな風に表現されるんだ!」という驚きを感じました。この作品は配信なので1話にすぐ立ち返れますから、『BASTARD!!』の彩り豊かな味わいを楽しんでいただきたいなと思います。
――それでは最後に、後半の見どころと放送開始を楽しみにしているファンへのメッセージをお願いします。東山 後半は杉田智和さんがめちゃめちゃ輝いています。それから、アーシェス・ネイとの戦いが熾烈を極めると言うか本当に濃密で、すごい力をもった人たちが本気のぶつかり合いをするとどうなっちゃうのかっていうのをとても細かく描いているので、手に汗握って観ていただきたいなと思います。
あとはシーラの根幹に関わる部分が明かされていくので、私もどうなっちゃうのかなあとハラハラしています。お楽しみに!
楠木 後半は東山さんもおっしゃっているように、本当にパワフルなバトルがたくさん描かれていくので、バトルシーンや先輩方の熱演も注目ですし、女性陣のモノローグも増えていきます。彼女たちが内に秘めた想いがバトルの合間に挟まって、グッと引き込まれるというところもあるので、キャラクターたちの葛藤や心情の変化というところに注目していただけると、より楽しめるんじゃないかなと思います。
>>>『BASTARD!!―暗黒の破壊神―』の新PV場面カットなどを全て見る(写真79点)(C)萩原一至/集英社・BASTARD!! 製作委員会