毎週日曜日9時30分よりテレビ朝日系で放送中の特撮TV番組『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』に、新アイテム「オミコシフェニックス」が登場する。
そしてバンダイより「DX オミコシフェニックス」が2022年10月15日に発売される。『暴太郎戦隊ドンブラザーズ』は、昔話の「桃太郎」をモチーフに、ドンモモタロウ/桃井タロウ(樋口幸平)、サルブラザー/猿原真一(別府由来)、オニシスター/鬼頭はるか(志田こはく)、イヌブラザー/犬塚翼(柊太朗)、キジブラザー/雉野つよし(鈴木浩文)、ドンドラゴクウ/桃谷ジロウ(石川雷蔵)の6人が活躍するスーパー戦隊シリーズの第46作。「スーパー戦隊シリーズの型破り」もテーマになっており、狂言回しがレッドの桃井タロウではなくイエローの鬼頭はるかがであったり、30話を過ぎてもイヌブラックの正体を他のメンバーが知らなかったりと、例年にない展開が話題を呼んでいる。
毎週、想像の上をいく驚きの展開が繰り広げられている『ドンブラザーズ』だが、2022年10月9日に放送されたドン32話は、主人公のドンモモタロウ/桃井タロウが宿敵・ソノイ(富永勇也)と戦い、その刃に倒れるという衝撃の場面で幕を閉じ「まったく先が読めない」という作品評価をいみじくも証明する形となった。
10月16日(日)放送のドン33話では、ジロウが助けを求めて、タロウを喫茶「どんぶら」のマスター・ゼンカイザーブラック/五色田介人(駒木根葵汰)のもとに運び込む。グッタリしたタロウを前に、さすがのマスターも思わず「これはひどい……」とつぶやいて――。はたしてマスターは、タロウを復活させることができるのか?
タロウが無事に復活できるのかが気になるところだが、次回予告には金ピカの鳥型メカと金ピカにデコレーションされたドンモモタロウらしきヒーローが登場。
この金ピカの鳥型メカの名は「オミコシフェニックス」。その素性はまだ謎に包まれているのだが、どうやらソノイの刃に倒れたドンモモタロウが復活するためのカギを握るアイテムであることは間違いなさそうである。というのも「お神輿」といえばドンモモタロウの登場に欠かせないアイテムであり、「フェニックス」は日本語に訳すと「不死鳥」。「オミコシフェニックス」とドンモモタロウの関係は果たして……!?
ちなみにオミコシフェニックス、鳥の種類としてはカラスらしい。金烏(きんう)は中国や日本の伝承に登場する伝説の鳥で、太陽の力と結びつけられて語られる。
さらに「オミコシフェニックス」は、巨大ロボ「ドンオニタイジン」と合体するという情報も入っている。合体状態の名は「ゴールドンオニタイジン」! この「ゴールドンオニタイジン」が暴れまわる姿や、次回予告に登場した「金ピカヒーロー」の正体は、10月16日(日)放送のドン33話以降たっぷり披露されるとのことだ。
『ドンブラザーズ』の特徴の1つに「パワーアップアイテムの出現が、その回のエピソードとあまりリンクしていない場合がある」というものがある。パワーアップ自体は派手に演出されるが、パワーアップアイテムは「なんか出てきたので使ってみる」ぐらいのテンションで物語が進行することがあるのだ。
「従来のスーパー戦隊シリーズの概念を突き破った」と、回を重ねるごとにSNSをザワつかせている『ドンブラザーズ』、果たして王道の復活パワーアップで来るのか、それともまた想像も付かないような変化球を投げてくるのか、10月16日のドン33話をお楽しみに!
オミコシフェニックスの玩具『DXオミコシフェニックス』は、日曜日の放送に先駆けて2022年10月15日(土)、バンダイから発売予定となっている。
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