• 『ブルーロック』小野友樹が語る「國神錬介は魂レベルで近しい存在」
  • 『ブルーロック』小野友樹が語る「國神錬介は魂レベルで近しい存在」
2022.10.19

『ブルーロック』小野友樹が語る「國神錬介は魂レベルで近しい存在」

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

日本をサッカーW杯優勝に導く世界一のストライカーを育てるため、全国から300人の高校生フォワードを招集してスタートした“ブルーロック(青い監獄)”プロジェクト。299人のサッカー生命を犠牲にして誕生するのはエゴイズム全開の革命的ストライカー!? 史上最もアツく、最もイカれたサッカーアニメ『ブルーロック』が10月から毎週土曜日25時30分~ “NUMAnimation枠” にて放送中。
本作を盛り上げる漢気にあふれた熱血漢・國神錬介役を演じる小野友樹さんに、作品やキャラクターの魅力について語ってもらった。

──まず原作コミックを読んだ感想からお聞かせください。

小野 「サッカー×デスゲーム」っていう、僕の好物同士を掛け合わせた作品で、コミックスのCMのナレーションにも参加させてもらいました。その当時から「アニメ化しねーかなぁ」ってずっと言っていたので、今回出演が決まってすごく嬉しかったです。

──小野さんが演じる國神錬介は、どんな人物でしょうか。

小野 点をとる、そしてスーパーヒーローになるという目標のために自分を追い込んでいく、その道の探求者です。その結果が本当に分かりやすく彼の身体作りや雰囲気にも現れていて、僕にとってはまぶしい存在ですね。
ただ一皮めくれば日常パートでみんなと一緒にふざけ合ったりお肉を奢ってくれたりと気のいい部分もあって、そんなところも好きだったりします。

──國神にシンパシーを感じるところなどはありますか?

小野 恐ろしいことに自分と違いがほとんどないんですよ。僕自身も國神と同じく「これ無理じゃね?」っていう困難や挫折に直面しても、「こっちならいけるかも?」とか「パワープレーならいけんじゃね?」みたいにいろいろ考えながら、決めた目標に向かって突き進んでいくタイプなので。先月は毎日3時間以上2万歩を歩くっていうバカみたいな目標を決めて、実際に60万歩を歩ききりましたからね(笑)。そんなところもあって、僕と國神は魂レベルで近い存在じゃないかなって思ったりもしています。

──自分とキャラクターを近付けるため、何かしていることなどありますか?

小野 國神を演じるにあたって、去年から身体作りをしていたんですが、それがいよいよ完成形に近づいてまして。今では体脂肪率が10パーセントを切りそうになっています(笑)。ただ筋肉は付けないトレーニングをしてますので、実質國神との違いは筋肉だけですね。そんな話をアフレコ現場でもしています。

──それはすごい! アフレコ現場の雰囲気はいかがでしたか?

小野 今のところは和気あいあいとしています。まずは潔世一役の(浦)和希をひといじり、さらに僕がアフレコスタジオ間の移動手段を全部走りにしてるという話題でもうひと盛り上がり、みたいな(笑)。休憩時間はそれぞれが持ち寄ったネタで笑い合いつつ、いざ収録になったら集中して戦っていくといった感じの、そんなメリハリの効いた本当に部活みたい収録現場だなって思いました。“ブルーロック” らしいひりつく瞬間はまだまだこれからということで、そっちも今から楽しみです。

――これまでの現場で何か印象的なエピソードなどはありますか。

小野 僕としては、まず絵心の言葉を聞いてからじゃないと “ブルーロック” で戦えないなって思ったんです。分散収録なので現場でスタッフの皆さんに相談させていただき、“ブルーロック” で最初に聞く絵心役の神谷(浩史)さんの演説を先に録っていただいて、その声を聞いた上で胸に宿った思いを元に駆け出して、國神を演じさせていただきました。

──キャストの意見を取り入れてくれるアフレコ現場だったんですね。

小野 わざわざ別のパートを先に収録して、それを聞いてからアフレコに入るなんて普通しないんですよ。でもこの現場ではこれが必要なんだっていう僕らの意図を汲んで、わがままを聞いてくれたんです。スタッフとキャストが一丸となってチームを仕上げてる感じがすごくあって、とても嬉しくなりました。

(C)金城宗幸・ノ村優介・講談社/「ブルーロック」製作委員会

アニメージュプラス編集部

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