• プラレールに「新幹線」「銀河ドリームライン」が新ラインナップ!
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2023.02.12

プラレールに「新幹線」「銀河ドリームライン」が新ラインナップ!

(C)TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

今から64年前の1959年、日本は現上皇(当時は皇太子)、上皇后両陛下のご成婚に沸き、NHK教育テレビ、日本教育テレビ(現テレビ朝日)、フジテレビジョンはじめ、地方のTV局も続々開業。

『週刊少年マガジン』『週刊少年サンデー』『週刊文春』なども創刊されるなど、文化の新時代を迎えていた。余談だが、吉本新喜劇(当時は吉本ヴァラエティ)の第1回公演もこの年であった。

そんな新時代に、新たに登場した玩具がプラレール。トミー(現タカラトミー)が、木製や金属でできた玩具が主流だった時代に、当時の最新素材であったプラスチックの玩具として1959年に発売した「プラスチック汽車・レールセット」がプラレールの原型となっている。

当初は、実在する電車ではなく架空の電車をモチーフとし、動力がなく、手押しでころがして遊ぶ形式だったが、青いレールのサイズは現在と同規格。
その大きさは、当時家族が団らんの時を過ごした「ちゃぶ台」(昭和の野球漫画『巨人の星』や、コントなどで、親爺がひっくり返してごはん、おかずをぶちまけるアレである)の上で遊べるサイズとして設計されたもので、おじいちゃんがかつて遊んだレールの上を、孫が買った最新車体を走らせているとういう光景も珍しいことではないのだ。

1961年に、小型モーターを内蔵し電池を使って走らせる3両編成の車両セットが登場。
さらに1964年には、東海道新幹線の開業にあわせ、初めて実在の電車「ひかり」をモチーフとした車両が誕生。

以降、日本国内ではこれまでに、累計約1900種類、1億8200万個以上を販売(2022年3月末現在)するというメガヒットのロングセラー商品となっている。

そんなプラレールに、2月、3月と新しい仲間が登場するぞ!

まずは、2023年2月16日(木)に登場するのが、プラレール「200系カラー新幹線(E2系)&E3系新幹線こまちダブルセット」。
“鉄道開業150年” & “東北・上越新幹線開業40周年” を記念して2022年6月から運行されている、E2系1編成に東北・上越新幹線開業当時の200系のカラーリングを再現した車両と、秋田新幹線開業当時のこまちを再現したE3系新幹線がセットになった商品だ。
どちらも連結仕様になっており、実際の連結編成ではありえなかった、2つの車両を連結して走らせることができる。

200系新幹線は1982年開業の東北・上越新幹線用に開発され、2013年まで活躍した車両。
E2系新幹線は1997年3月に登場。E3系新幹線は1997年3月開業の秋田新幹線用に開発された車両で、2014年3月にE6系への置き換えに伴い、こまちでの定期運用が終了しているので、プラレールでよみがえるというわけだ。

そして、2023年3月16日(木)に発売されるのが、プラレール「銀河ドリームライン C58形239号機 SL銀河」。
SL銀河は2014年4月に釜石線(愛称:銀河ドリームライン釜石線)で運行が開始され、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をテーマとして列車全体がプロデュースされている車両。
C58形239号機は1940年からおよそ30年にわたり山田線など地元で活躍し、岩手県営運動公園で展示保存をされていたものを復元した車両となっている。
プラレール「銀河ドリームライン C58形239号機 SL銀河」は実在車両と同じ編成で、青のナンバープレートバージョン、クリアカラー仕様の客車になっている。

東北地方の観光面からの復興支援と地域の活性化を目的として運行されたSL銀河は、客車の老朽化に伴い、2023年(令和5年)6月11日(日)の列車にて最終運行となり、その役目を終える予定となっている。

列車は人々の夢を乗せて、思い出を残していく。
惜しまれつつ静かに舞台を去っていく列車たちは、地域の方々、ファンの心の中と、プラレールの青いレールの上で、いつまでも走り続けるのだ。

>>>プラレールの新ラインナップを見る(写真4点)

JR東日本商品化許諾済
(C)TOMY 「プラレール」は株式会社タカラトミーの登録商標です。

アニメージュプラス編集部

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