まさに『エヴァンゲリオン』づくし！「東急歌舞伎町タワー」でEVA好きを極める

4月14日、新宿・歌舞伎町（東京）に開業する「東急歌舞伎町タワー」の内覧会が行われた。ホテルやレストラン、劇場や映画館、ライブホールなどで構成された高さ225メートル、地上48階、地下5階の高層複合施設になる。

外観は「噴水」をモチーフに、水の勢いが噴水のように天に伸びるイメージ。
キャッチコピーを「DIVE IN さあ、好きを極めよう。」とし、“好きを極める”施策第一弾として「EVANGELION KABUKICHO IMPACT」が実施される。

本施設6階の劇場「THEATER MILANO-Za」では、5月から『舞台・エヴァンゲリオン ビヨンド』の公演も決定。ライフスタイルホテル「HOTEL GROOVE SHINJUKU APARKROYAL Hotel」では、客室1フロアをエヴァンゲリオンがジャックした「LIFESTYLE HOTEL EVA」を期間限定オープンする。宿泊のオプションとしてチェックイン日のS席観劇チケットも同時に予約することができる。

コラボレーションルームでは、各パイロットを連想させるカラーで室内をコーディネイト。人気イラストレーターの白根ゆたんぽ氏がデザインしたパイロットが設置され、カードキー、クリアポーチ、Ｔシャツ、マグカップ、トートバッグ、コースターなどパイロットのイラストを用いたオリジナルアメニティも用意されている。持ち帰って日常でも愛用できるデザインが嬉しい。
▲アスカ・ルーム
▲レイ・ルーム
▲シャワールームにペンペンのシルエット

また、ホテルメイドのコラボレーションメニューも宿泊プランにインクルードされており、部屋でスイーツと朝食を楽しんだり、17階のＪＡＭ17 DINING&BARでドリンクを楽しむことができる。

その他、「109シネマズプレミアム新宿開業記念『エヴァンゲリオン』関連映画祭（仮）」として、『エヴァンゲリオン』シリーズや、その関連作品などを一挙上映する上映会や、『残酷な天使のテーゼ』『魂のルフラン』など、数々の『エヴァンゲリオン』シリーズの主題歌や関連楽曲を歌ってきた高橋洋子氏によるスペシャルライブ「YOKO TAKAHASHI EVANGELION ultimate Live『月十五』が行われる。さらに、渚カヲルが伝説のホストとして登場するリアル脱出ゲーム『謎のスパイと伝説のホスト』が予定されている。

■『エヴァンゲリオン』と歌舞伎町とのゆかりについて
東急歌舞伎町タワーの前身となる「新宿ミラノ座」は、1995年にテレビシリーズが放送された『新世紀エヴァンゲリオン』の劇場版のメイン上映館であり、1997年公開の『新世紀エヴァンゲリオン劇場版 シト新生（DEATH＆REBIRTH）』を皮切りに、2007年『ヱヴァンゲリヲン新劇場版：序』『：破』『：Q』に至り、新宿ミラノ座が終了するまで全作品を上映。1990年代当時には、隣接するシネシティ広場にファンによる長蛇の列が現れ、徹夜組も出るなどの盛り上がりを見せ、『：破』上映封切り日には、シネシティ広場にて「第3新歌舞伎町宣言」という公式イベントが開催された。その後、2019年には、本施設の工事現場を利用した『シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVNT1 0706版』の屋外上映会が開催されたり、仮囲い壁面を活用した「新宿アートウォール・プロジェクト」の一環として、現在美術家・開発好明氏による『エヴァンゲリオン』の世界観を表現したアート作品「Evangelion Styrofoam」が掲出されたりと、関連催事も数多く行われてきた。
▲シン・エヴァンゲリオン劇場版 AVANT１ ０７０６版の様子　（C）カラー