――小林さん、川島さんもそういった変わった演技アプローチはありましたか。
小林 マッシュが泳ぐシーンがあって、セリフのところは「ブクブクブク……」って書いてあるのに、その横のト書きを見たらしっかりセリフが書いてあるんですよ。それって、「やれるならやれ」ってことでしょう？
江口 つまり「ブクブクしながら喋れ」と（笑）。
小林 だからやりました！（一同笑） 僕の時も何も言われませんでしたので、こちらもオンエアが楽しみです。
川島 フィンは結構怯えているシーンが多いんですが「これまでのアニメで聞いたことあったか？」と思うほど高い音で怯えています。
江口 良い怯え具合だよね、細かく震えていたりして（笑）。
川島 結構挑戦的な音なので、作品に馴染んでいるかどうか、僕も放送を楽しみにしています（笑）。
――お話を聞いていて、本当に皆さん和気あいあいだなと感じているんですが、アフレコ現場のムードもこんな感じですか。
江口 いや、殺伐としていますよ。みんな下向いて携帯触って……。
小林 勿論そんなはずはなくて（笑）。和やかな感じでやれています。
江口 いつも隣に座ってくれている千晃くんと零士くんが、とても良い空気を作ってくれていると思います。
小林 江口さんにそう言っていただけるなんて、嬉しいですね。
川島 僕ら以外にも個性豊かですごいキャストが揃っているので、こういう状況でなければ、さぞかし賑やかな現場になっているんだろうなと思います。
――皆さんは一緒の収録でやれているんですか。
川島 そうですね、だいたいは。他のキャストの方とも掛け合いのあるところはできるだけリアルでやれる様に配慮してもらえているので、そこはありがたいですね。
――これは『マッシュル-MASHLE-』にひっかけての質問です。マッシュの筋肉のように、皆さんが「鍛えたい！」と思うものは何かありますか？
小林 やっぱり肝臓ですかね。僕もお酒は飲めるんですけれども、川島くんと江口さんが本当に強いんですよ！ 同じように意識を保って楽しむには、肝臓を強化していくしかないかな、と。
川島 僕は坐骨神経痛に悩まされているんです。それって、おそらく筋肉不足が原因だと思うので、お尻と太腿の裏をパンパンにしたいです。
江口 そこだけマッチョだとやだなぁ（笑）。ちなみに、僕が鍛えたいのは膀胱です。お酒を飲んでいると、どうしても年に1回はお漏らしをしてしまうので（笑）、そうならない強い膀胱が欲しいですね。
――皆さん、聞いていて心配になる回答ばかりですね（笑）。では最後に小林さん、代表してファンの皆さんにメッセージをお願いします。
小林 現在、この二人や他のキャストの皆さんたちと仲良く、そして本番ではバチバチにぶつかり合うメリハリのある現場で頑張っています。先ほども話にありましたが、ここまで掛け合いを大事にしている作品は稀だなと思いますし、この熱量やテンポ感、面白さを楽しみながらアニメ『マッシュル-MASHLE-』を応援して頂けると嬉しいです！
撮影／大山雅夫
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（Ｃ）甲本 一／集英社・マッシュル製作委員会
アニメージュプラス編集部
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