• 竹宮惠子原作アニメ『夏への扉』豪華キャスト登壇の上映イベントが決定
  • 竹宮惠子原作アニメ『夏への扉』豪華キャスト登壇の上映イベントが決定
2023.04.20

竹宮惠子原作アニメ『夏への扉』豪華キャスト登壇の上映イベントが決定

『夏への扉』(C)竹宮惠子・東映アニメーション

プロデューサー・丸山正雄さんがこれまで歩んできた貴重なアニメ史を語るイベント 《アニメーションプロデューサー・丸山正雄のお蔵出し 『夏への扉』上映+トークセッション》が6月17日(土)、神保町・一橋大学一橋講堂にて開催される。

本イベントは、古今東西・新旧問わずアニメーション作品を厳選し劇場の大画面で上映する【AnimeDRIFTER(アニメドリフター)】主催によるシリーズイベント《丸山正雄のお蔵出し》第3弾。
虫プロダクション作品『W3(ワンダースリー)』(1965)でアニメ業界入り、以後も数多くの素晴らしい作品を手掛け、今年82歳を迎えながらいまだ現役のアニメーションプロデューサーを務める丸山正雄さんが手掛けた膨大な作品群の中から上映・放映の機会の少ない作品を厳選、併せて丸山さんと親交が深いクリエイターの皆さんを招いてのトークセッションが行われる。

今回上映される作品は、竹宮惠子の短編漫画をアニメ化した『夏への扉』(1981・真崎守監督)。
物語の舞台は20世紀初頭のフランス、あるギムナジウムの個性的なグループのリーダー格である少年マリオンは少女レダニアとの幼い恋に揺れていた。しかし高級娼婦サラと出会ったことをきっかけに、マリオンと仲間たちとの関係に変化が訪れて――。
それまでアニメではタブーとされていた少年愛や性の目覚めといったテーマを華麗な映像美で正面から描いた意欲作であり、丸山さんが最も思い入れがある作品のひとつでもある。

作品上映後には、丸山さんと共に本作の主要キャストである水島裕さん、古谷徹さん、古川登志夫さん、三ツ矢雄二さん、潘恵子さんが同作品について、また 80年代から現在に至るまでの日本のアニメーション制作現場の変遷や声優の役割、その社会的・文化的な影響について語るトークセッションが展開される。

80年代アニメの知られざる一面が語られる、貴重な機会となりそうだ。

>>>『夏への扉』上映イベントに登壇する豪華声優陣を見る(写真9点)

(C)竹宮惠子・東映アニメーション

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事