• 花江夏樹を魅了した『雄獅少年/ライオン少年』の獅子舞と成長ドラマ
  • 花江夏樹を魅了した『雄獅少年/ライオン少年』の獅子舞と成長ドラマ
2023.05.27

花江夏樹を魅了した『雄獅少年/ライオン少年』の獅子舞と成長ドラマ

主人公・チュン役を演じた花江夏樹さん (C)BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD (C)TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.


――獅子舞チームの仲間・マオとワン公については、いかがですか。

花江 チュンも含めて3人のチームには、踏みつけられて虐げられて、折れそうになってもそれでも諦めないっていう団結力みたいなものを感じられました。
さまざまな逆境に耐えながら「それでも頑張ろう」と支え合える仲間って素晴らしいと思います。僕も辛い時に友達や身近な人に助けてもらったことが何度もありますので、彼らの姿にはとても共感できます。

──そんな三人を導く存在として、獅子舞の師匠・チアンさんがいます。

花江 「ザ・師匠」というよりは弱い部分がたくさんあるダメオヤジみたいな印象がありますね(笑)。村一番の獅子舞の踊り手と言われながらそれを辞めなきゃいけなくなった過去を持っているんですが、それを乗り越えて奧さんに「愛してる」と伝えるシーンにはグッときました。

──仲間やチアンとの掛け合いは、感動だけでなく楽しさもありますよね。

花江 カッコよく盛り上げてから落とす、みたいなシーンや、同じボケを繰り返す天丼ネタみたいなところなど、結構分かりやすく笑えるシーンがところどころに作ってありますよね。緊張感あるバトルや友情と師弟愛、さらにコミカルな掛け合いがバランスよく配分されているので、最後まで中だるみすることなく楽しんでもらえるはずです。

──見どころだらけの本編の中で、特に花江さんがお薦めのシーンといえばどこになりますか?

花江 やっぱりラストシーンですね。獅子舞に対するみんなの真摯な思いが伝わりますし、気持ちを一つにチュンを応援する胸アツな展開や、思うようにはいかないかもしれないけれどやっぱり奇跡って起こるんだよ、みたいなハッピーエンドを見せてくれて、とても感動しました。

──では、最後に作品を楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

花江 獅子舞の動きやアクションは「本当にこの動き、出来るの?」みたいな、リアルとアニメっぽさのギリギリのラインを攻めている表現がとても魅力的ですし、ずっと練習を重ねて泥臭いながらもどんどん成長していくチュンたちの姿に、皆さんきっと共感していただけると思います。
クオリティの高い綺麗なCGアニメーションはすごく見応えがありますので、ぜひ大きなスクリーンで楽しんでもらえたら嬉しいです!

花江夏樹(はなえ なつき)
6月26日生まれ。アクロスエンタテインメント所属。主な出演作は『鬼滅の刃 刀鍛冶の里編』(竈門炭治郎)、『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』(エラン・ケレス)、『山田くんとLv999の恋をする』(佐々木瑛太)、『Opus.COLORs』(都築純)、『遊☆戯☆王 ゴーラッシュ!!』(蒼月マナブ)ほか。

スタイリスト:村田友哉(SMB International.)
Hair&Make-up:fringe

>>>ハイクオリティのCGアニメに震える『雄獅少年/ライオン少年』名場面を見る(写真13点)

(C)BEIJING SPLENDID CULTURE & ENTERTAINMENT CO.,LTD
(C)TIGER PICTURE ENTERTAINMENT LTD. All rights reserved.

アニメージュプラス編集部

RECOMMENDEDおすすめの記事

RELATED関連する記事

RANKING

人気記事