80年代、90年代にそれぞれ一大ブームを巻き起こし、現在も老若男女を問わず多くのファンを楽しませ続ける「ミニ四駆」。2022年に発売40周年を迎えたことを記念して、初のパッケージ画集『タミヤ公式 ミニ四駆パッケージアートコレクション』上/下巻(小学館クリエイティブ)が登場。迫力のイラストが、胸のミニ四魂を燃え上がらせる!ミニ四駆とは、手のひらサイズの小さなボディに四輪駆動の小型動力を搭載した、タミヤの自動車模型シリーズ。レース競技や関連パーツを用いての改造など、様々な楽しみ方で文字どおり時代を駆け抜けたホビーアイテムだ。
『ダッシュ!四駆郎』(作:徳田ザウルス)がけん引した1980年代後半の第一次ブーム、そして『爆走兄弟レッツ&ゴー!!』(作:こしたてつひろ)の大ヒットによって社会現象になった1990年代後半の第二次ブームなど、いくつかのピークを経て今なお多くの人々に愛されるその魅力・影響力は、どれだけ言葉を尽くしても語りきれない。
お気に入りのマシンを手に、友だちと夢中で競い合う……そんなワクワクする子供時代を過ごした人は多いはずだ。その証拠に、2012年にミニ四駆全日本選手権「ジャパンカップ」が復活すると、大人になったミニ四レーサーが多数復帰して人気は本格的に再燃、現在も全国各地で多数の大会が開かれており、幅広い世代がミニ四駆の世界を楽しんでいるのだ。
そんなミニ四駆40周年の歩みをパッケージアートで振り返るのが、ファン待望の書籍『タミヤ公式 ミニ四駆パッケージアートコレクション』だ。
▲『タミヤ公式 ミニ四駆パッケージアートコレクション』下巻掲載されているパッケージアートは、上下巻合わせて300点以上。スタンダードモデルは完全に網羅されており、一部の特別モデルも収録も収録。高精細印刷技術によって原画の彩色や筆致までも鮮やかに再現、なかには製品パッケージに使用する際にトリミングでカットもしくは文字に隠れてしまった部分が初めて明らかになった車両のアートも数多く掲載されている。
さらに、タミヤ本社に秘蔵されていた当時のチラシや、店頭で貼られていたポスターマンガ、アニメ宣材なども巻末に収録。ミニ四駆ファンなら絶対に手にすべき貴重な資料集ともなっている。
夢中になった子供時代の記憶として、そして、今もなおリアルタイムで熱くなれるホビーとして、上下巻2冊に詰め込まれた「ミニ四駆」の魅力をぜひ再確認してほしい。
>>>【画像】掲載されたパッケージアートをさらに詳しく見る!(写真10点)