• 音声再現! 「ウルトラレプリカ ウルトラマンタロウ50th」で夢を現実に
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2023.09.14

音声再現! 「ウルトラレプリカ ウルトラマンタロウ50th」で夢を現実に

(C)円谷プロ

『ウルトラマンタロウ』50周年を記念した「ウルトラレプリカ ウルトラマンタロウ 50th ANNIVERSARY SET」が登場。プレミアムバンダイで本日14日の23時まで予約受け付け中だ。

『ウルトラマンタロウ』は1973年の特撮TV番組。昭和ウルトラマンシリーズの中の1作。
宇宙科学警備隊ZAT(ザット)に所属する青年・東光太郎(演:篠田三郎)が、普段は左腕に付けているウルトラバッジを掲げてウルトラマンタロウに変身し、怪獣・宇宙人から地球を守る。
若干コミカルな面もあるが、明るい作風から人気は高い。2022年のTV特番『全ウルトラマン大投票』ではウルトラヒーロー部門9位。これは昭和ウルトラマンのみでみるとウルトラセブン、初代ウルトラマンに次ぐ3位である。

「ウルトラレプリカ ウルトラマンタロウ 50th ANNIVERSARY SET」は、『ウルトラマンタロウ』50周年を記念し 変身アイテム「ウルトラバッジ」を電子ギミック入りで再現したアイテム。大人の為のなりきりアイテム「ウルトラレプリカ」シリーズだ。

「ウルトラバッジ」は、2019年に受注した旧アイテムからすべてのパーツを完全新規設計で造形。
さらに前回アイテムにはなかった「電子回路入り」での立体化をついに実現。最新の設計技術を注ぎ込み、全幅60ミリ×厚み8ミリという極めて小さいボディ基部に、赤外線通信ユニットを内蔵している。

ウルトラバッジは、商品に付属する「ZAT隊員バックル型サウンドユニット」と連動。
ウルトラバッジの裏側にあるボタンを押すことで赤外線が送信され、それをサウンドユニットが受信すると、サウンドユニット側からウルトラマンタロウの変身音が発動する。

ウルトラマンタロウの変身音は、劇中で描かれた3パターンを切り替えられるほか、変身後のボタン操作でタロウの掛け声や必殺技音を鳴らすことも可能。
ウルトラバッジは造形にもこだわり、円谷プロダクション造形部門LSS監修のもと、本体が緩くラウンドした湾曲形状も徹底再現。また、中央のクリスタルにはアクリル素材を使用するという。
さらに付属のホルダーパーツを使うことで、以前の商品では再現できなかった「腕にバッジを取り付ける」遊び方も可能に。なりきり度合いがより一層高まっている。

もう1つの付属アイテム「ZAT隊員バックル型サウンドユニット」は、劇中に登場する防衛チームであるZATのエンブレムをモチーフに立体化。
サウンドユニット本体にも2つのボタンがついており、ウルトラマンタロウの主題歌・挿入歌・変身シーンBGM、ウルトラバッジが光る音やジャンプ音などの象徴的な効果音各種、各話に登場する怪獣の鳴き声など『ウルトラマンタロウ』の作品全体を彩った様々なサウンドを鳴らして遊ぶことができる。
また「ウルトラバッジ」との赤外線連動がスムーズに行えるよう、背面フックを使って身に着けることも可能だ。

現在、特撮TV番組に登場する変身アイテムは最初から玩具化を想定している場合が多い。またライト&サウンドギミックを組み込むことも一般的になっている。そのため、現代の技術でもある程度の大きさのものになる傾向がある。
だが昭和ウルトラマンの時代にはその意識は希薄だった。
ウルトラマンのベーターカプセルはギミックも仕込める大きさがあるが、ウルトラセブンのウルトラアイは当時の技術でギミックを仕込むには薄すぎる。ウルトラマンA、ウルトラマンレオの変身アイテムはさらに小さい指輪。帰ってきたウルトラマンに至っては変身アイテムがない。その点で言うと実はタロウのウルトラバッジは比較的大きな方なのだが、それでもやはり薄くて小さい。
また小型化には必須のボタン型電池は、昭和の時代にはすでに存在していたが、一般化はしておらず今ほど安価ではなかった。
音声を出せる内部機構も当時のものは大型で、変身アイテムに組み込むのは難しかった。

だが50年の歳月が、電子部品の発達と小型化、ファン層の成長による購買力の増加=高額アイテムへの許容などの条件を整えた。
50年の時を超えて実現する「変身なりきり再現」を、ぜひその手で体験していただきたい。

>>>「ウルトラレプリカ ウルトラマンタロウ 50th ANNIVERSARY SET」の画像を見る(画像12点)

(C)円谷プロ

アニメージュプラス編集部

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