<高野水登(『王様戦隊キングオージャー』脚本)からのメッセージ>まずここで、ご説明しなければならないことがあります。
『もっふんといっしょ』の脚本を書いたのは私、高野水登ということになっていますが、実際に脚本を執筆したのは、チキューのイシャバーナにいる『もっふんといっしょ』専属の脚本家チームです。私の主な仕事は、チキューから送られてくる完成版のアニメの復元、翻訳、再編集であり、便宜的に脚本とクレジットされています(『もっふんのうた』作詞作曲についても同様です)。
では、なぜそのような形にさせて頂いたのか。
ある日、私はいつものように宇宙からの電波を受信しようと儀式を行なっていたところ、謎のデータを受信しました。解析したところ、どうやら動画ファイルのようでした。データはかなり破損しており、そのままでは観ることも難しい状態でしたが、それとは別に添付されていたメッセージだけは解読することができました。
「我が名はイシャバーナの女王、ヒメノ・ラン。この美しく気高きアニメ『もっふんといっしょ』が、宇宙の彼方まで届くことを願う」
私は天命を受けたと思いました。お会いしたことはありませんが、ヒメノ・ラン様の願いを叶えるために、私が選ばれたのだと。それからは多くの方々のお力を借り、途方もない復元作業が始まりました。例えるなら、化石から恐竜をよみがえらせるような夢物語。しかし、それを成し遂げたのです。
こうして、オリジナル版を忠実に復元し、配信に至ったものが、第1もふ~第3もふと、第57もふ、第3528もふです。
力及ばず、それ以外の回はまだ復元が追いついていないか、地球に届いていない状態です。非常に中途半端で違和感を覚えた方も多いかと思いますが…なんと、第57もふで何気なく語られた設定が、第3528もふで伏線として回収されているのです。一体どれほど練られた作品なのか、私には想像すらできません。その脅威の作り込みの片鱗だけでも味わって頂きたく、配信に踏み切った次第です。
また、第3528もふの製作総指揮としてヒメノ・ラン様がクレジットされており、絵柄などが一新され、まるで別作品になっていたことについては私共も大変混乱致しました。
しかし、ヒメノ様ご本人による、千花繚乱編に懸ける想いが添付されていたので、ご紹介させて頂きます。
「身体の細胞が入れ替わるからこそ、人は美しさを保てる。私たちは、変わらないために、変わり続ける」
我々は、全話配信を目標に復元を続けます。しかし、膨大な費用がかかるため、皆様の応援が不可欠です。
是非とも東映特撮ファンクラブ(TTFC)の入会と、既に入会済みの方は、繰り返しの視聴、また友人知人SNS等でご紹介頂ければ幸いです。
今後とも『もっふんといっしょ』をよろしくお願い致します。
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