• 【次元大介】大塚明夫が玉山鉄二の次元に太鼓判「カッコよくて嫉妬します」
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2023.10.17

【次元大介】大塚明夫が玉山鉄二の次元に太鼓判「カッコよくて嫉妬します」

「次元大介」を演じる二人、左より玉山鉄二さん、大塚明夫さん 撮影/大山雅夫


――お二人それぞれ表現の仕方は違いますが、次元を演じるにあたって意識していることがありましたらお教えください。

大塚 次元は基本カッコよくなくちゃいけなくて、決める時には見得を切らなきゃいけないところもあるんだけれど、ただひとつ「ルパンの前に出ちゃいけない」っていうのを僕の中の決めごとにして収録に臨んでいます。

玉山 僕は台本を読んで、そのシーンで最低限伝えないといけない部分と「削ぎ落しても大丈夫だ」と思う部分を頭の中に入れて、現場に入って監督に「このシーンはこういう部分を大事にしてもらいたい」みたいな提案を聞いてもらったりしています。今回、監督がすごく柔軟な姿勢で「何でも意見を言ってください」と言ってもらえたので、すごく感謝していますし、次元と向き合うにあたってすごくやりやすい現場でした。

大塚 僕らなんかは演じる時に「次元がどう映るか」なんて考えないわけです。「絵の方でどうにかしてくれるだろう」と想像しながら声を入れているわけですが、玉山さんは生身を晒して演じているわけで、お話を聞いていると自分の肉体をさらして演じる責任感というのはとても大きいのだと思いますね。

――次元と言えば「帽子と銃、そして目が隠れている」というイメージですが、本作では必ずしもそうではありませんね。

大塚 次元大介のアイコンですよね。これがない時に次元でいられるのか、という問題があるんですが、今回の話はコンバット・マグナムが使えなくて、目を隠さずに帽子を被っているのに玉山さんは見事に次元大介になっているからすごいですね!

玉山 外見の部分はともかくとして、次元に関しては能動的ではなく「やらされている感」を意識して行動するようにしています。立つにしても壁に寄りかかったり、人の話を聞くのもだるそうにしたり。「やった感」を出さないことが僕の次元感でしょうか。
特に今回はコンバット・マグナムの調子が戻っていく過程とオトの関係がリンクするような展開もあったり、普通のアニメシリーズは描かれない次元の姿が出てくるので、それはとても演じていて楽しかったです。

――では最後に、作品を楽しみに待つファンの皆さんへメッセージをお願い致します。

大塚 面白いから是非ご覧ください! きっと玉山鉄二ファンになります。

玉山 先入観を持ってエンタメに触れてもらうのはあまり好きではないので多くは語りませんが、各々が抱えている次元大介への想いやイメージがあると思いますので、この作品を観ることで昔を振り返ったり、他のルパンシリーズを観たりするようなきっかけになれば良いなと思います。

>>>クールなビジュアルに痺れる!『次元大介』場面カットを見る(写真15点)

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アニメージュプラス編集部

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